2008年09月09日
ネパール・チベット・モンゴル料理の違い
私のいるロシアレストラン「キエフ」に、モンゴル音楽の歌姫 伊藤麻衣子さんが加わった。
伊藤さんとは、様々な会を通して、また京都に会ったモンゴル料理店で会ったり、以前キエフのスタッフだったモンゴル出身の京大生セックを通してなどで、良く知っていたが、当店の「ロココの会」のゲストで、モンゴルの歌を歌ってくださったり、いろいろ重なって、お店のスタッフにしばらく入ってくださる事になったのだ。
京都にあるネパール料理「アニル」と、ネパール・チベット・インド料理「ヒマラヤ」の両方のスタッフをされていた経験がある。また元々モンゴルフェスティバルで、2年連続歌を歌われて優勝されたことが、プロの歌手として活動されるきっかけになった。
せっかくのチャンス。改めてモンゴルにもよく行かれる伊藤さんに、この地域の料理文化についていろいろ教えていただいた。
まず、なぜこの地域が、1つのブロックを形成しているかだが、基本的にチベットを中心としたラマ教文化圏としてのネパール・チベット・モンゴル。料理法もほぼ同じ。ただし、ネパールには、インドと共通の料理も多い。ただし、調味料の使い方が周囲の他の文化圏的要素もあるので、ネパール料理のほうが、味付けに幅がある。この点でネパールの方は、インドより味に多様性がある事を自負しておられる。反対にモンゴルは、岩塩以外の調味料をほとんど使わない。
モンゴルは、基本的に肉食なので魚はまったくといっていいほど食べない。基本は羊。なぜなら牛肉もよく食べるのだが、日本人がイメージする食用に育てられた牛ではないので、牛肉は硬いのが当たり前。しっかりした味わいで、やわらかいお肉の代名詞は、羊しかない。ちなみに近年鶏肉が輸入されて販売されるようになったが、当然冷凍。モンゴルというう土地では、高価な輸入食材のために、ポピュラーではない。
逆に、当店「キエフ」にモンゴル岩塩がおいてある。マグネシューム他ミネラルも豊富な岩塩は、削りながらいただく。
トルコとモンゴルは、比較的近い文化圏であった。
トルコが、食材豊かなバリカンやコーカサスを支配して、現在のヨーロッパに隣接する土地にたどり着くまでに、食の豊かな料理文化をはぐくんだ。中央アジアやウイグルもトルコ系だが、同じくモンゴル人の国は、モンゴル・中国内モンゴル以外に、ロシアのオイラート・ブリヤートやヨーロッパロシアにいるカルムイック共和国もモンゴル系。やはり彼らもチベット仏教ラマ教徒。
そして料理も餃子仲間のボウズ(モンゴル餃子)モモ(チベット餃子)一般的にトルコ系や遊牧民系は、マンディー・マンテゥ・マントゥと予備、中国で饅頭になった。
ところで、京都のネパール料理店「アニル」は、創業者の名前から来ているが、今は、「ヒマラヤ」もホールとコックさん2人の共同経営。アニルも店長がオーナーになった。
もうすぐ、アニルで、伊藤さんもさんかするライブが予定されている。
今後も、この地域の情報は、伊藤特派員情報としてご紹介します。
京都のネパール料理
「アニル」木屋町黄色い看板のビルが並ぶ中心部にアニルの看板が。
「ヒマラヤ」三条河原町上る。朝日会館向い。インド料理ケララの並び
他に
「マチャプチャレ」川端正面東
「ヤク&イエッティ」寺町と御幸町の間の通路のあるビル。四条上る
チベット料理
「ランゼン」丸太町下がる河原町より東の筋
伊藤さんとは、様々な会を通して、また京都に会ったモンゴル料理店で会ったり、以前キエフのスタッフだったモンゴル出身の京大生セックを通してなどで、良く知っていたが、当店の「ロココの会」のゲストで、モンゴルの歌を歌ってくださったり、いろいろ重なって、お店のスタッフにしばらく入ってくださる事になったのだ。
京都にあるネパール料理「アニル」と、ネパール・チベット・インド料理「ヒマラヤ」の両方のスタッフをされていた経験がある。また元々モンゴルフェスティバルで、2年連続歌を歌われて優勝されたことが、プロの歌手として活動されるきっかけになった。
せっかくのチャンス。改めてモンゴルにもよく行かれる伊藤さんに、この地域の料理文化についていろいろ教えていただいた。
まず、なぜこの地域が、1つのブロックを形成しているかだが、基本的にチベットを中心としたラマ教文化圏としてのネパール・チベット・モンゴル。料理法もほぼ同じ。ただし、ネパールには、インドと共通の料理も多い。ただし、調味料の使い方が周囲の他の文化圏的要素もあるので、ネパール料理のほうが、味付けに幅がある。この点でネパールの方は、インドより味に多様性がある事を自負しておられる。反対にモンゴルは、岩塩以外の調味料をほとんど使わない。
モンゴルは、基本的に肉食なので魚はまったくといっていいほど食べない。基本は羊。なぜなら牛肉もよく食べるのだが、日本人がイメージする食用に育てられた牛ではないので、牛肉は硬いのが当たり前。しっかりした味わいで、やわらかいお肉の代名詞は、羊しかない。ちなみに近年鶏肉が輸入されて販売されるようになったが、当然冷凍。モンゴルというう土地では、高価な輸入食材のために、ポピュラーではない。
逆に、当店「キエフ」にモンゴル岩塩がおいてある。マグネシューム他ミネラルも豊富な岩塩は、削りながらいただく。
トルコとモンゴルは、比較的近い文化圏であった。
トルコが、食材豊かなバリカンやコーカサスを支配して、現在のヨーロッパに隣接する土地にたどり着くまでに、食の豊かな料理文化をはぐくんだ。中央アジアやウイグルもトルコ系だが、同じくモンゴル人の国は、モンゴル・中国内モンゴル以外に、ロシアのオイラート・ブリヤートやヨーロッパロシアにいるカルムイック共和国もモンゴル系。やはり彼らもチベット仏教ラマ教徒。
そして料理も餃子仲間のボウズ(モンゴル餃子)モモ(チベット餃子)一般的にトルコ系や遊牧民系は、マンディー・マンテゥ・マントゥと予備、中国で饅頭になった。
ところで、京都のネパール料理店「アニル」は、創業者の名前から来ているが、今は、「ヒマラヤ」もホールとコックさん2人の共同経営。アニルも店長がオーナーになった。
もうすぐ、アニルで、伊藤さんもさんかするライブが予定されている。
今後も、この地域の情報は、伊藤特派員情報としてご紹介します。
京都のネパール料理
「アニル」木屋町黄色い看板のビルが並ぶ中心部にアニルの看板が。
「ヒマラヤ」三条河原町上る。朝日会館向い。インド料理ケララの並び
他に
「マチャプチャレ」川端正面東
「ヤク&イエッティ」寺町と御幸町の間の通路のあるビル。四条上る
チベット料理
「ランゼン」丸太町下がる河原町より東の筋
Posted by こやまあきゆき at
19:13
│アジア・アフリカ料理
2008年09月09日
「ふか川」の鯖寿司 小石さんありがとう
しばらくご無沙汰の四条大橋上った「ふか川」のご主人が、小石さんと2人で突然「キエフ」に来てくださった。
鯖寿司持参。見事!おいしい!久しぶり!
以前は、おいしいお寿司を、予算気にせず食べたい時に、「ふか川」に良く行ったものだ。
「おいしいもの 御任せ どんどん出して!」
創作寿司のこのお店で、とにかくおいしいもの食べたくて行った。
小石さんが、こちらで食事された後寿司といっしょにご主人まで連れてきてしまったのだ。
小石さんには、よく祇園で寿司など食べに連れて行っていただいた。
学生のアルバイトは、ほとんど皆小石さんに祇園に連れて行っていただいている。
とはいえ、飲みにではなく食べに。
若い人にとって、京都には旦那衆が、居合わせただけでご馳走してくださったり、食事に連れて行ってくださったり、呑み代を知
らない間に払ってくださったり。は、良くあること。ただ、こちらからおねだりは出来ない。
ある意味、何の見返りも期待していない旦那衆のご好意なのだ。同様に若いときに、知らない方にご馳走していただいた記憶を
持っている人に多い。
50代になって、私はたくさんの旦那衆にかわいがっていただいた。
奥野さんには、1人松葉かに5はい食べる為に香住まで1泊旅行に連れて行っていただいたり、大阪まで、取れたばかりの
鮟鱇のキモとテッサと徳上ネタばかりの握りを食べにとか。野田さんや柳井さんには、最高級の和食のお店や(一見さんお断
り)お茶屋にも。最近でも、加藤社長やF支配人にご馳走していただいたり、そういえば、セレブのグループに京都の有名和食
の食べ歩きをしていた時も、ご馳走していただいてばっかりだった。
京都の面白いのは、陶芸家でもある私に、祇園の女将と料理長が陶芸教えて!と頼まれて、庭園を見渡す部屋が、我々の
秘密の粘土遊びの部屋になった時期、みんなでロクロしたり絵付けしたりした後、『先生お料理できてます』と、下に降りると
お料理が用意してある。日本酒やビールなどいろいろいただく。今にして思えば、1度もお金を払った記憶がない。
やがて身内というう方々が30人くらいにまで膨れ上がり、材料費は実費を置いていかれる。
後は、宴会。
円山公園で、桜満開の時、まだ20代の3人の教え子が、「今日は、花見にしましょう!」と言い出し、日本酒二升のみほし
た。料亭の若い男の子に(もちろん呼び出したので、お酒は飲んでない)。私の車の運転をお願いして、3人を送っていく事に。
家は、九条・栗東・そして京都の北の郡部(町の名前は伏せるが)
3人とも家に電話してや、今から送っていくし。
やがて、気が付けば三条でカラオケ。
運転手君は、もちろん飲めずに同行してくれている。
3人送って自宅に帰ったときは、朝であった。
ある意味、旦那になったのだろうが、運転手で酒も飲めずに朝帰りした彼には、ご迷惑をおかけした。
以後、飲んだらタクシーのお世話になっている。
今日は、思いもかけず旦那衆の小石さんにごちそうになった。ありがたきカナ京都の習慣。
鯖寿司持参。見事!おいしい!久しぶり!
以前は、おいしいお寿司を、予算気にせず食べたい時に、「ふか川」に良く行ったものだ。
「おいしいもの 御任せ どんどん出して!」
創作寿司のこのお店で、とにかくおいしいもの食べたくて行った。
小石さんが、こちらで食事された後寿司といっしょにご主人まで連れてきてしまったのだ。
小石さんには、よく祇園で寿司など食べに連れて行っていただいた。
学生のアルバイトは、ほとんど皆小石さんに祇園に連れて行っていただいている。
とはいえ、飲みにではなく食べに。
若い人にとって、京都には旦那衆が、居合わせただけでご馳走してくださったり、食事に連れて行ってくださったり、呑み代を知
らない間に払ってくださったり。は、良くあること。ただ、こちらからおねだりは出来ない。
ある意味、何の見返りも期待していない旦那衆のご好意なのだ。同様に若いときに、知らない方にご馳走していただいた記憶を
持っている人に多い。
50代になって、私はたくさんの旦那衆にかわいがっていただいた。
奥野さんには、1人松葉かに5はい食べる為に香住まで1泊旅行に連れて行っていただいたり、大阪まで、取れたばかりの
鮟鱇のキモとテッサと徳上ネタばかりの握りを食べにとか。野田さんや柳井さんには、最高級の和食のお店や(一見さんお断
り)お茶屋にも。最近でも、加藤社長やF支配人にご馳走していただいたり、そういえば、セレブのグループに京都の有名和食
の食べ歩きをしていた時も、ご馳走していただいてばっかりだった。
京都の面白いのは、陶芸家でもある私に、祇園の女将と料理長が陶芸教えて!と頼まれて、庭園を見渡す部屋が、我々の
秘密の粘土遊びの部屋になった時期、みんなでロクロしたり絵付けしたりした後、『先生お料理できてます』と、下に降りると
お料理が用意してある。日本酒やビールなどいろいろいただく。今にして思えば、1度もお金を払った記憶がない。
やがて身内というう方々が30人くらいにまで膨れ上がり、材料費は実費を置いていかれる。
後は、宴会。
円山公園で、桜満開の時、まだ20代の3人の教え子が、「今日は、花見にしましょう!」と言い出し、日本酒二升のみほし
た。料亭の若い男の子に(もちろん呼び出したので、お酒は飲んでない)。私の車の運転をお願いして、3人を送っていく事に。
家は、九条・栗東・そして京都の北の郡部(町の名前は伏せるが)
3人とも家に電話してや、今から送っていくし。
やがて、気が付けば三条でカラオケ。
運転手君は、もちろん飲めずに同行してくれている。
3人送って自宅に帰ったときは、朝であった。
ある意味、旦那になったのだろうが、運転手で酒も飲めずに朝帰りした彼には、ご迷惑をおかけした。
以後、飲んだらタクシーのお世話になっている。
今日は、思いもかけず旦那衆の小石さんにごちそうになった。ありがたきカナ京都の習慣。
2008年09月09日
9月9日の朝からくいしんぼう
9月9日火曜日は、重陽の日
上賀茂神社で、午前10時から「烏相撲」が行なわれます。
ところで、8日月曜日のロシアレストラン「キエフ」にも、たくさんのお客様がご来店くださいました。
社長や登紀子さんの従兄弟の上賀茂の文化財になっている社家の一角の津田家出身の津田様。
その姪御様は、高知からこられたべっぴんさん。
また、30年前に当店でアルバイトしていたOB。いろいろな事情で、想いで多き中島様。
そhして、自転車で東京からきゅう・九州へ、世界旅行気分の学生さんへ、
国道1号で、高速南インターまでの国道筋では、九条から下がった所に、「あたか飯店」
枚方は、「くらわんか船」
それまでの、お昼までに起きれたら、上賀茂神社で、10時から「烏相撲」。これ見た後、加茂街道を下鴨神社まで来る橋の手前に「カフェ・ショコラ」があります。
¥1000バイキングは、有名。
無事帰られる事をお祈りします。
上賀茂神社で、午前10時から「烏相撲」が行なわれます。
ところで、8日月曜日のロシアレストラン「キエフ」にも、たくさんのお客様がご来店くださいました。
社長や登紀子さんの従兄弟の上賀茂の文化財になっている社家の一角の津田家出身の津田様。
その姪御様は、高知からこられたべっぴんさん。
また、30年前に当店でアルバイトしていたOB。いろいろな事情で、想いで多き中島様。
そhして、自転車で東京からきゅう・九州へ、世界旅行気分の学生さんへ、
国道1号で、高速南インターまでの国道筋では、九条から下がった所に、「あたか飯店」
枚方は、「くらわんか船」
それまでの、お昼までに起きれたら、上賀茂神社で、10時から「烏相撲」。これ見た後、加茂街道を下鴨神社まで来る橋の手前に「カフェ・ショコラ」があります。
¥1000バイキングは、有名。
無事帰られる事をお祈りします。
Posted by こやまあきゆき at
01:17
│京都ふるさと食の再発見