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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき
YUKI(ニックネーム)こやまあきゆきは、本名小山晶之 
京都東山の泉涌寺の登り窯のあった陶芸の家「黒門」で誕生。
世界の食文化の研究家。父はシルクロードの工芸研究家で陶芸家の小山喜平。「京都国際学生の家」の同期8人と「くいしんぼうの会」を結成。会員15カ国150名。京都の伝説の無国籍料理店カプリチョース初期の責任者 現在200店舗の外国料理店で、「京都国際レストランネットワーク」を作る。(会長イゴールライラ・スロベニアレストラン「ピカポロンツア」事務局ロシア料理「キエフ」「グリーン」「フィゲラス」「バリバリインドネシア」他11店舗。)代表世話人。「京都国際食文化研究所」代表 京都エスニック50年記念出版「定番にしたい異国料理店」(教材研究所)は、約400冊が、京都の図書館・医療機関・大学・国際交流機関に無償配布されている。京都府農業会議「ダーチャプロジェクト」立案・NPO「ふるさとテレビ」顧問・NPO「京都環境21」理事・「北野創生会議」・「京都プロデュース協会」会員・「民族芸術学会」会員・「ワールドミュージックネットワーク」世話人 幼小中の教育大附属桃山の同級生とのお誕生会以来、人生で出会った沢山の仲間達と、今も様々なご飯食べ会を楽しんでいる。

著者 「定番にしたい異国料理店」教材研究所 刊
共著 「はらはらと」円山公園東観荘で吉川女将を囲む100人畑岡先生編集
陶芸出品 「京展」「日展」他 約200回
個展   「アートスペース八源」「しまだい」他
特別制作 「京都市中央市場65周年市長賞場長賞副賞制作
     「大乗寺200天目茶碗」「円山公園東観荘織部の間&庭園」
     「京都大学医学部茶道部茶会の為の天の岩戸の水差し」
     「同じく 平安神宮茶会の為平安神宮白砂の水差し」
代表作  「母なる大地」(第3回チェラミスタ池坊と花器展 買上)
     「砂漠の蜃気楼 バーミヤン」(現代工芸展)「ペトラ砂漠の神殿」
     「心のブラックホール」(チェラミスタ 近鉄百貨店)「塔・ボロブドゥール」
     「回想」「宙」(日展)「勾玉伝説」(炎の陶芸展)
展覧会企画「アートスペース八源」(二年)「美食器展」(14回)
     「ホテルフジタ京都平安京ギャラリー」(1年)
     「京都市美術館チェラミスタ展」
     「京都国際ホテル35周年記念日本庭園舞台に浮遊群」
     「京都歴史都市博チェラミスタ展 七つの島企画担当」
     「京都府陶磁器組合連合会青年部六団体新世代 inしまだい」
陶芸指導 「京都市公立小学校」「京都市保健所リハビリ陶芸」
     「長尾谷高校」「つくば開成高校」と五つの陶芸倶楽部
      などでこれまでに約3千名に陶芸指導(円山陶芸協会)
出版物紹介「作務衣の手ざわり」あさかよしこ 京都の百人の職人の1人
     「日本の陶芸」共著陶芸実技小山喜平 実技写真モデル
現在   「京都国際食文化研究室」代表。
     「幸せの100円パン生地工房」にて、現役のパン生地職人。
オーナーへメッセージ

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Posted by 京つう運営事務局 at

2015年07月18日

「蕎麦菓子の総本家澤正」が「蕎麦懐石」専門店

東山七条と泉涌寺の間の今熊野商店街北側信号から東に入ったところにある蕎麦菓子専門店「澤正」

「蕎麦饅頭」「蕎麦大福」「蕎麦の焼き菓子」・・・・・・

以前は予約制で、二階席で「蕎麦懐石」がいただけた。

その専門店が、もう少し下がった信号から東に入った「剣神社」の向かいにopenしている。

毎月お品書きが変わるのだが、さき付けから順に蕎麦由来の料理がたっぷり楽しめる。  


Posted by こやまあきゆき at 20:46和菓子テイクアウト和食

2015年03月31日

一乗寺スィーツ「なかたに」

和菓子屋の若旦那が、パティシエの奥様とご結婚されて、和菓子・洋菓子がある超人気店。
「詩仙堂」「狸谷不動」宮本武蔵ゆかりのち。

土日はイートインも満席。

昨日は「タルトタタン」ばりの「リンゴタルト」や帽子をかぶった「モンブラン」
高島屋地下の「ニューヨークニューヨークGM」並みのチョコレートのケーキ。
イチゴショートだはなく、四角い器に入ったイチゴ。渋いパイ。

他にも和洋菓子から丁稚羊羹まである。(これがもと)
自宅では、長崎がえりの長女のおみやげと合わせてスィーツパーティーになった。

ところで、今帰る実家にはハーゲンダッツやヨーグルトやプリンがいっぱい冷蔵庫にあるが、
家内の作った文旦ゼリーはやはりおいしい。  


Posted by こやまあきゆき at 21:21和菓子

2014年03月23日

井筒八ツ橋夕霧の由来

「南座」の向かいのある「北座」
このは「井筒八ツ橋」本店である。
ここの銘菓「夕霧」の伝統の味「ゆず」と「ニッキ」をいただきました。

この銘菓は、井筒六代 津田左兵兵衛氏の解説のよると、五代当主の時代の昭和22年
歌舞伎にちなんだ和菓子として、近松門左衛門が初代坂田藤十郎のために書いた「廓文章」から
夕霧太夫の恋人藤屋伊左衛門の持つ冬編笠をイメージして、京都ゆかりの素材で作られました。

弘法大師様が持ち帰られ、小倉で育てられた事から名付けられた「小倉大納言小豆」と水尾の柚を使ったゆず味

八橋検校さまが教えられた、八ツ橋定番の味ニッキ

どちらも生八つ橋を用いた柔らかい味です。

量販されている「夕子」の原点ですが、さすがに柔らかいです。

http://www.yatsuhashi.co.jp/  


Posted by こやまあきゆき at 21:11和菓子

2014年02月22日

やっぱり絶品「みよしや」のみたらし団子

祇園四条に夜7時、寒い中で行列ができるみたらし団子の「みよしや」
子供の頃、父が買ってくれると、みたらし団子を食べた残りの蜜やきなこがなくなるまでスプーンで取り合って食べたものだ。

美味しいショコラティエやパティスリーがどんどんできて、これでもかというほど美味しいスィーツが山ほどある時代に
出町ふたばの豆餅・上賀茂神馬堂の焼き餅・嵐山の真っ白な桜餅・今宮神社のあぶり餅・北野天満宮向かいの粟餅
この人気餅とともに、このみよしやのみたらし団子1本100円は、100均のみたらし全部食べた満足感より1本の価値ははるかに高い

久しぶりに10本実家に持って帰ると、あっという間に家族が分け分けして食べた。
黙々とお皿に取ったみたらしに、アンやきな粉をかけて食べている。

あっという間の10本
しかしそこで終わらない。
うどんにかけて食べようと、半分サイズのうどんを私は茹でていたのだが、みんな持ったスプーンでアンときな粉をすくって食べている。
それぐらいたっぷりのアンが、甘さ控えめで絶妙のバランス。
たっぷりのきな粉を少し混ぜると、それだけでおいしい。

本物の味を皆知っているから、並ぶんだね。  


Posted by こやまあきゆき at 13:27和菓子

2014年02月06日

京都のお土産は「八ツ橋」

京都には、美味しい和菓子屋さんがいっぱいある。
名前を上げるとキリがないほどだ。

その一方で、データー的には
京みやげの和菓子の半分は「八ツ橋」
多少の日持ちもして、飽きないシンプルな味。

聖護院で3年間財団法人「京都国際学生の家」で過ごした私にとって、「八ッ橋も日々のおやつの一つ」
「総本店聖護院八ツ橋」か「本家西尾八ツ橋」か、この2軒はほ同じ時代に、聖護院の森の茶店から始まっている。
この事からすると、やはり「八橋検校」が、もったいないお化けの精神で、いやもったいないの精神で米を捨てるのを戒めて焼き菓子にするように教えた説を私は取りたい。黒谷金戒光明寺に眠る検校様縁と。そういえば昔ここの住職をしていたのが同級生だった。
一度聞いてみようの思って、会うと忘れてしまう。

両親は、「本家西尾八ツ橋」のファンだ。本店で買っていた。
私は、ご近所なので井筒八ツ橋によく立ち寄る。あの「走井餅」もここにある。
何しろ、今や「北座」になっている「井筒屋」は、歌舞伎の「夕霧」から銘菓を生んだ。

どうしてもここでは、三笠を買って表で食べる。今日も座って食べていたら、すぐ前が中国人観光客のバス待ちで20人くらいが集まっていた。私が食べているのを見た途端に、どっと井筒八ツ橋に入っていった。いい看板息子だ。

三笠は2日続けて。西尾八ツ橋は実家で昨日いただいた。シンプルニッキとサクラ


ちなみに、井筒の八ツ橋のいわれにも八橋検校さんの事が書かれているが、別の説は伊勢物語の八ツ橋から来ているとか。能の井筒とか。
なんかまだまだよくわからないが京都は町に歴史があるから、調べ出すと出るわ出るは。

皆さんはどこの八ツ橋お好きですか?

ちなみに「八つ橋」ではなく「八ツ橋」と基本的に書かれている。

  


Posted by こやまあきゆき at 21:28和菓子

2013年12月18日

南座顔見世と祇園饅頭

南座顔見世が続く中、師走の京都でも祇園四条は大人の世界に入っている。
人ごみの中で祇園を1周してきた。私がそこでついつい買ってしまうものがある。
祇園饅頭のおはぎ。3個食べることも。小腹がすいたら向かいのパンか、井筒八ツ橋か。祇園は色々あり。

四条繁栄会はクリスマス商戦で混んでいる。
高島屋・大丸・錦も

今日は、「錦天満宮」にお参り
新撰の落雁をいただく。

ここには、面白い機械仕掛けのおみくじがある。

もう一つ面白いのが紙芝居。神社の歴史がわかる。左奥の緑のボタンを押すと菅原道真公のお話が。

昨日新京極裏通りのラーメン千の風の主人と会った。
今日は「世界の料理」ブログのこぐまちゃんと会った。

皆元気でよかった。

2日前熊野神社のペルシャレストラン「アラシのキッチン」の嵐にあった。料理が充実している。

今日は、NZカフェグリーンの一井さんさんと会って「世界のカフェ」ネットの話になった。

「12月24日」クリスマスイブの「うどんミュージアム1周年」うどんくんじゃんけん大会は予約満席になっている。
この日は1日中時間ごとに20名限定で日本全国うどん食べ放題がある。

北海道からか沖縄からか予約でチョイス。 女性は¥1480円 男性は¥1980 どちらも格安。出血サービス。

1周年だからね。予約限定ですよ。075-531-0888 幼児は無料。家族予約が多いがカップルで北海道からと沖縄からで挑戦もできる。

満席まじか。お早めに。  


Posted by こやまあきゆき at 20:21和菓子

2013年07月30日

「祇園しょこら」は祇園「大原女」

京都祇園「切り通」を歩いていて「あかいの」「みどり~の」を販売されている「進々堂」で、舞妓さんご贔屓のゼリーがしを買おうかと思ったとだが、祇園方面から歩いてこられたおかあはんが、数数えながら20個注文されていた。

思わず、こらやダメだと四条通りを曲がると、お目当ての「大原女家」へ、
ここには、驚くリーズナブルさで、箱入りの「祇園ショコラ」と「ごま大福」が手に入る。
暑い季節は少し冷やして食べるとちょうど良い。

ただせっかくなので、このお店の本来の名物「かま風呂」を自分のご褒美に買っていただいた。
白あんが昔ながらの味。

京都はどこにも名物があるのが嬉しい  


Posted by こやまあきゆき at 14:51和菓子

2013年07月28日

富本憲吉が愛した絶品和菓子













英国紳士にも見える文化勲章にも輝いた「近代陶芸の祖」

富本憲吉(東京芸大で建築・デザイン指導後、京都芸大に工芸科を開設。学長も務める。民芸・日展・新匠工芸・伝統工芸。日本を代表する4つの美術団体の草分け。

平安神宮にある「平安殿」は、絶品の和菓子・その看板を書いたのも富本憲吉であり、今もその看板が使われている。


話によると、昔この店は道具屋さんだったと聞いたことがあります。

富本憲吉先生が京都芸術大学を開いた時、

助教授近藤悠三・講師がその後東先生と嵯峨美術短期大学陶芸科を開かれた岩渕先生。最初の助手が父小山喜平

初期の4名は全員「新匠工芸会」のメンバーでした。

後「日本工芸会」に多くの方が移られますが、

その岩渕先生ゆかりが今の「平安殿」だそうで、柚子をたっぷり効かせたお菓子。

実は初期の頃、父や近藤豊先生らが手伝いに行ったことがあるそうで、ゆず餡入れすぎて怒られたとか。

老舗が柚味を少し効かせる程度の時代に、しっかり柚子味で勝負して東京まで知れ渡たそうです。

看板が富本先生。包装紙も板垣稔次郎先生。2人の人間国宝が応援した和菓子です。

ちなみに、富本先生の唯一4つの美術団体で行動を共にしたのが、私の祖父鈴木清です。

鈴木家には鈴木爽司・卓司・故鈴木健司が次の世代で活躍し、また親戚・縁続きには、

清水六兵衛・谷口良三・西村徳泉などの京都の名家・有名陶芸家が数多くいます。

ちなみに私も無所属で「日展」に2回入選しましたが、「シルクロード」の遺跡がテーマなので、展覧会出品は取りやめました。

「チエラミスタ」の仲間には近藤・猪飼・山田・市野・木村・加古・浅田・岡田・岡本・蔭山・鈴木他優秀な陶芸家だたくさんいます。

これも京都です。五条の高木さん堀尾さん今熊野の井上さん土谷さん泉涌寺の森さん伯耆さん伊藤さんお世話になりました。

こらからもよろしく。

今京都の陶芸は「わんわん展」で1つになろうとしています。

8月10日まで「五条陶器まつり」も今年はすごい盛り上がりです。芸術家は食も愛するです。










































































































  


Posted by こやまあきゆき at 12:03和菓子京都グルメ情報資料

2013年07月09日

隠れ家スィーツ円山公園奥絶景の「紅葉庵」

京都の最高の隠れ家「円山公園」山手奥に立ち並ぶ料亭

・「左阿弥」は、京の「鳥瞰図」を書く舞台となった有名な料亭
・「東観荘・也阿弥」は、表に「京都市歌」の石碑がある。「也阿弥」庭園には陶芸家小山晶之作品が並ぶ。
上記は共に、法然上人・親鸞上人が修行された「安養寺」の6つの塔頭が、鎌倉時宗のお寺となり料亭になったもの。
・「いそべ」は、坂本龍馬・中岡慎太郎像のすぐ東側にある料亭。シダレサクラから池を抜けて一番奥。

他にも高台寺方面或いは、さらに奥の将軍塚登り口までにも料亭が並び、更に公園の池の周辺には「長楽館」やうどん・そば・甘党のお店が並ぶ。公園南の「知恩院」側には「いもぼう」があり、「和順会館」も食事ができる。

そんな円山公園のとっておきの隠れ家が「紅葉庵」。「東大谷」北門前。鎌倉時宗のお寺「長楽寺」参道入口。
実は、東山通りにある「長楽寺」の宿坊もここの系列。お泊りもできる。

そんな「紅葉案」本日の異常気象の暑さでも、緑と水の多い円山公園は、まだまだ歩きやすい。
「紅葉案」まで歩いて、本日は「ほうじ茶とフルーティーな2色アイスくりーむ」を頂きました。
嬉しいのが、いつもの「あんみつ」のために豆から煮込まれたぷりぷりの上品な甘さの小豆。
これだけでも美味しいのに、あずき添え。そのへんのとまったく違うんです。
これだけでも、ここまで来た甲斐があるのに、大きな昔ながらのソファーに座る。
開けっ放しの部屋は扇風機のみ。周りが緑だらけであまり暑さを感じない。

この最高のロケーションが、もしかするとあなたの特別のサロンとして使えるかもしれません。
「寺子屋かくれんぼう」このお店の2階を文化教室として開放しているのです。
すでに、創作生花教室として、更にとってもかわいい「カルトナージュ」教室としても使われています。

写真展・絵画展・手芸展から教室までいろんな使い方が可能。
何よりもこんな場所を自分たちの社交場として使えることが贅沢です。

「寺子屋かくれんぼ」使いたい方は、075-551-0120までお問い合わせください。

ちなみに「うどんミュージアム」でもサロンとして活用できます。
こちらは、075-531-0888「うどんミュージアム」または090-9711-0876 小山晶之まで
ご飯食べ会でもOKです。直接電話ください待ってます。  


Posted by こやまあきゆき at 19:21和菓子

2013年07月08日

亀屋清永の遣唐使が伝えたお菓子

祇園八坂神社下がったところにあるこのお店は、遣唐使が伝えた「ぶと」と呼ばれる神社の神饌で使われるのもと清浄歓喜団と呼ばれる巾着袋みたいな形のやはり同じ時代に伝わったものと作っておられる。

天台宗・真言秋・浄土宗ほか寺院の儀式には欠かせない。

「うどんミュージアム」にも展示されている。  


Posted by こやまあきゆき at 18:48和菓子

2013年07月02日

京都三大「おはぎ」の名店

京都には、和菓子の美味しいお店が山ほどある。
だからこそ、どこが1番とか言いにくいのだが、わたし的に「おはぎ」で印象深い3店舗を上げてみると

「祇園小多福」
「今西軒」
「中村軒」
の3軒が出てくる。
以前は、岡崎神社近くにもお気に入りがあったし、河原町四条の老舗とか京都の和菓子屋さんはおいしい店が山ほどあるが、

まず「桂離宮」南側の「中村軒」は、おばあちゃんから頼まれて買いに行った思い出のお店。父も車で近くを通ると必ず寄っていた。
有名な和菓子もあるが、私にとっては「おはぎの中村軒」の印象が強い。

「今西軒」は、「おはぎ」が大きく紹介されている有名店。五条烏丸下がって西へ。京都の古くからの「おはぎ」の名店である。

そして、今女性に圧倒的に支持されているのが祇園「小多福」のおはぎ。
場所は「安井神社」の路地から西へまたは「建仁寺」と「祇園歌舞練場」の間の道から東大路抜けて「ペンション祇園」から「井伊美術館」などに沿って路地を歩いていくと角にある小さな家の作りのお店。お母さんが1人で作っている。

実は今日も寄って来た。5人ぐらいしか座れないイートインのカウンターにおはぎが入った入れ物が置いてある。
1個7種類は150円。白あずきだけ高い。
コーヒーや抹茶セットは500円で1ケ付き。

今日はコーヒーセットで「古代米おはぎ」を頂いたが、8種類迷う迷う。
結局「梅」も追加。さわやかな梅が口に広がる。

見た目も美しい。

あずき作らんと出てしもうた。

なのに来る人来る人「8種類全部」とか「あずきと・・・5つ」とか、皆お持ち帰り。

次々来る。「まだありますか?」

周辺の女性に圧倒的に支持されている。

その度にお母さんあずき丸目に調理場へ。

種類は、あずき・白あずき・青のり・青梅・梅・古代米・黒ごま・きなこの8種類。

すべて小ぶりながら、素材がいいので香りもすばらしい。また美しい。

京都1と推薦したい「祇園小多福」のおはぎ。

ただし、お母さんのペースに合わせてあげる方だけに来て欲しい。

安井の縁切りが女性に人気だが、このおはぎとは縁結びして押しかけないように。

買い占めないように。

1つ1つ味わってほしい。

「また来ますおかあさん」  


Posted by こやまあきゆき at 22:06和菓子

2013年06月28日

和菓子と麺のルーツ展示

うどんミュージアムに日本の麺のルーツが、今に伝わる三輪山本の「麦縄」が展示された。
日本がねじり合う形は仏陀ゆかりのもの。後の手延べ素麺や手延べうどんのルーツ。

この時代、遣唐使からは日本に唐菓子が伝えられた。
そのだ代表的な2種類は、1つが神社の神饌として、もう一つが仏教寺院の儀式用に使われている。

京都の有名神社仏閣に収めているのが『八坂神社』前の「亀屋清水」である。

今回同じルーツを持つ3種類が「うどんミュージアム」に展示物として並んだ。

日本の和菓子・麺文化のルーツを是非見ていただきたい。

ちなみに、この一つがロシア料理の「ピロシキ」と実に似ている。

京都の「キエフ」で販売もされている。

ちなみにお菓子の方は、3種類とも硬いが、後者の2種類は食べてみたが体から清められる。

そこから押し上げて崩していただく。

最も、実際は奉納されていたので、日常食べたお菓子ではなかったと思う。

実に高貴なものである。  


Posted by こやまあきゆき at 19:42和菓子

2013年06月08日

京都のおいしい和菓子屋さんは?

昨日、父と和菓子を食べながら、一番美味しい和菓子屋さんの話になった。

学生時代に、父も有名な和菓子屋さんを手伝ったことがあるそうだ。
今でも京都のブランドの一つだが、「柚子」の味がはっきりわかる。

その頃から交流が始まった、後に「京都大学人文科学研究所」の所長になったある食通の先生は、
そこのろ、どこの和菓子屋が京都で1番おいしいか、フィールドワーク並に徹底的に京都の和菓子屋の和菓子を食べ歩いたそうだ。先生曰く、「仮に柚子の風味を取り入れた和菓子でも、繁華街などの土産物的な和菓子の柚子は、口に入れた途端に「柚子入ってます」の味がする。しかし、本当の手作りで毎日限られた分作っている美味しい和菓子屋のものは、口に入れたときより、食べているうちにゆずの風味がほんのり感じられて、実に絶妙のバランス。素材の一つ一つも吟味されている。

老舗でも工場生産や真空パックになったものと、その日の分昔ながらのこだわりや丁寧な仕事で作っているものとは、格段お違いがある。

先入観を捨てて、老舗か新しいか、有名か無銘かに関係なく、調べていくと。
「京都御所」周辺と本願寺の近くなどで、規模も拡大せずに続けているお店に、実に素晴らしい和菓子屋がたくさんあるのに驚いたそうだ。

昔ながらの味でないと認めてもらえないお得意様がたくさんおられるからだそうな。

私の住む泉涌寺でも、こんなにたくさん和菓子屋があるのに、地元でははっきりランクがある。
特別のお客様の時に買いに行く店。
普段使いで買いに行く店。
買いに行かない店。

一番下の店で買うなら、100均の和菓子セットの方がましだ。
もっとも、こちらは成分の関係で、団子などそのままでは食べられたものではない。
こんな安くて硬い団子は、レンジでチンして、少しでいい。柔らかくプリプリ団子に変身する。
温めすぎるのは禁物。

まあ。団子や饅頭がどうしてできているか考えればわかりそうな話。

  


Posted by こやまあきゆき at 20:06和菓子

2013年04月02日

ナニコレ?赤と白の桜?

烏丸今出川を上がると「同志社大学」「同志社女子大学」がある。

「八重の桜」のNHK大河ドラマ関連してに、「会津と八重」の展覧会も開かれている。

その北側にあるのが「相国寺」 春の特別拝観は是非見ておきたい。

その相国寺の北側の道を烏丸から東に入ると、不思議な桜?

正直よくわからない。

同じ木の同じ枝にうすピンクの花だらけの一角に真っ赤な花びらが。

しかもその周辺の花びらは、白に近いうすピンクに赤が周囲だけとかブチとかで混ざっている。

正直私にはよくわからない。

わかる人いたら教えて。

まるで、そこから西の烏丸通を少し下がった西側の「俵屋吉富」さんの和菓子のように美しい。

  


Posted by こやまあきゆき at 19:23和菓子

2012年11月16日

京都紅葉スィーツ

紅葉で、京都もにぎやかになっている。
我が家の近くの北白川一乗寺は、スィーツのメッカ
一乗寺駅から東にモンブランやむしやしないなどの人気パティスリーが並ぶ。北白川一乗寺北のベリーベリー、東に和スィーツの中谷は、満員の人気。近くには、ドイツ菓子プリッツや路地ごとに、こんなお店あったの?的名店が点在している。

東福寺に行くかたは、コリアンcafeここはなが、いち押しだが今熊野まで和菓子屋の名店が点在。
和菓子屋があれば、まずチェック。京都で美味しくない和菓子屋なんて生き残れない。スィーツ、店もどんどん出来ているから、まずチェック。  


Posted by こやまあきゆき at 14:29和菓子

2012年09月25日

寒さで行列の店

まだ先斗町の床が、四条の南座向かいの菊水はビヤガーデンメニューが!

しかし、急に寒くなりましたね。

四条縄手西側に行列発見。みよしやのみたらしだんこです。最近暑さのせいか?流れが悪かったのか?やや閉店が早かったのは、売り切れたからか?たしかにやや冷え込んだ夜遅く、あのみたらしを焼いたかおりがたまりません。以前も紹介しましたが、なんでこんな小さい店かというと、四条通り拡張工事の時店部分が強制撤去されて寺町に移ってますが、寺町は仕込み場になって、お店は創業の地から変わってないからです。並びのお店も同じ理由で奥行きがないのです。ちなみに、木曜日北側が撤去されたのは、南座や一力が残された為で、北座も移動。鴨川から西側は南側が撤去されたのです。あの高島屋も昔は今の京都銀行本店が跡地。時間の経つのも早いです。  


Posted by こやまあきゆき at 06:43和菓子

2012年04月05日

京都の花見と団子

いよいよ花見の季節です。
例年桜の前に、天神さんの梅園とあわ餅・長五郎餅を書くのですが、天神さんの日にカエと通ったのですが、ブログに書かなかったですね。さて、今年初めて京都に来た方の為に、京都の花見ですが、早いのが醍醐ですが、京都御所の北も咲いてます。後は、鴨川が物差しになって、南から北へ咲きますが、祇園新橋は飲食店に囲まれているせいか、凪の風を受けないからか、醍醐と同じく早く咲きます。醍醐の花見から宇治に行き、抹茶団子や抹茶スイーツがオススメ。
祇園新橋の花見は、大変な人ですから、少し下がったロシア料理キエフのロシアパフェワレーニキ・ニュージーランドカフェグリーンのスィーツ。新橋西ねカフェギオンズや辰巳神社前のお茶屋スィーツはいっぱいでしょうから、新橋あがったいの菓子の、のんの を食べにエレベーターであがると、レトロカフェに驚きます。桜の下で食べたかったら、南座西側松葉の横の祇園饅頭か向かい菊水東の豆菓子屋さんのブルーベリーやコーヒー大福 夜は、みよしやのみたらし団子 
 八坂神社行くなら、長楽寺前の紅葉庵のあんみつか八坂神社南門 実はこれが正門。少し下がるとジュバンセルやC+shimogwaraには、NYチーズケーキや生ショコラがある。
 御所周辺なら西の虎屋のカフェさか南のクレオールの焼きバナナか、東のエルゴのスイーツか梨の木神社の北側に可愛いガーデンカフェや和スィーツのお店が並んでいる
 哲学の道では、若王寺に近い紅茶専門店アッサム 銀閣寺に近いゴスペル 創作和菓子屋もあります。
 嵐山は、渡月橋の真っ白で餡なしの桜餅。
 鴨川は、植物園辺りが圧巻なので、素直にカフェノイナーでスイーツ食べましょう。  


Posted by こやまあきゆき at 15:23和菓子

2011年07月11日

ウッドノートでキナコオーレと和菓子

北大路と叡山電車が交差する西側を、一乗寺駅に向かって歩いていくと、「ウッドノート」という喫茶店だある。オーナー自身が、カフェでなくって喫茶店。とおっしゃるお店は、オーナー好みの音楽と、音楽をこよなく愛する人たちが、その居心地のよさと、素材をいただけるメニューで、京都に1つの歴史を刻んできた。

私は、この店の数軒北の古い木造アパートの1室を、自分の私物を置くプライベートスペースとして借りていた事もあり、今の自宅も、結婚して最初に住んだアパートも歩いてすぐの距離ながら、早朝に家を出て深夜に帰る生活のために、ずっと前を素通りしていた。ペルシャレストラン「シャンディーズ」に移籍したおかげで、念願かなって閉店前にたどり着き、ガラス越しに覗いていると、オーナーや音楽好きのお客様が、楽器を持って演奏中の様子。

「お邪魔するのも悪いし、今日はやめとこう」と、帰ろうとした瞬間、女性の方が、「どうぞ」的そぶりで、背中越しだったオーナーに、怪しげに覗いている私の存在を告げられた様子。

少し扉を開けて、ドリンク一杯だけ、いいですか?

「うちは、そんな店ですからどうぞ」

で、幸せのひと時。
女性もライターの方で、以前私を書いてくださった方で、驚き  


Posted by こやまあきゆき at 22:09和菓子

2011年04月12日

神馬堂やきもち9時でも開いてました。

今朝は、岩倉・宝ヶ池・上賀茂神社周辺の桜散策

今井食堂も、昼からの営業の準備で表は9時に開いてました。
やきもち朝から皆さん買いに来ていました。

母校「京都産業大学」バイク通学がこんなに増えているとは。
昔、正面の駐輪場は、砂利でした。

スクールバス乗り場も移動したのか、社家の町並みに向かって行列。

そのまま京都産業大学同窓会館前を通って、北山から鴨川に沿って南下しました。  


Posted by こやまあきゆき at 15:01和菓子

2011年03月31日

花見と団子とはったい粉

用事で、祇園を通って東山保健所まで出向いた。
町はすっかり桜の陽気で、観光客でごった返している。

どこの店にも、震災支援の様々な張り紙が。
やはり、どこを歩いている人でも、いつもの花見のような賑やかな光景は、見受けられない。

昨夜は京都も冷え込んだ。
さぞや東北は寒かろうとすぐ頭に浮かぶ。
帰るとやっぱり次女は暖房を点けていたい。震災後、電気の省エネとかで部屋の暖房を点けない。

しかし、長女は深夜に体が冷えて風呂に入ったようだ。
朝に長湯した事で、家内に叱られていた。

保健所に行く為に通る松原通り。
宮川町とも交差する坂を、川端から東へ上っていくと
「幽霊飴」のお店。
そして豆専門店が。
「はったい粉下さい!」と2つ購入。
なんだか、戦後のもののない時代に、大麦を言焙煎した『麦焦がし』に砂糖を入れてお湯やお茶で練って食べたとおばあちゃんから聞いて、小学生の頃によく食べた。

いつの間にか、贅沢になったんだ。
はったい粉がなつかしい。

「キエフ」に戻ると、いつものおいしいまかないが用意されていた。
デザートに「はったい粉」。
食べた事のないスタッフに、これでも十分いいデザートになるよと。

お客様が『都乃だんご みよしや』のみたらしを下さった。
昔、四条通が今の半分もなかった時代は、南座のすぐ前まであった。
店のほとんどが、拡張工事の時に取り壊された。
さぞや悔しかっただろう。
何を考えても、被災地の皆さんの事が頭に浮かぶ。
仮住いに移転。さぞや辛い思いだろうと。
きっと帰れる時がきます。

団子の後のきな粉を袋に入れていると、『貧乏くさい』といわれた。
でも平気。
今夜は、きなこご飯で夕食にしようか。

普通に生活できて、ご飯がいただけることが、いかの幸せか。
寒い冬が長引いたけれど、また桜咲く春がもうすぐそこまで来ています。
東日本にも、早く本当の春が来ますように。

追伸:被災地の経験のある方々の知恵が「オリーブ」というう冊子になって、しかも全国にネットで知った方々がプリントアウトして、中越地震を経験した、新潟のNPOに全国から送られて被災地に届けられたニュースを朝、見ました。
本当に、皆の気持ちが1つになっていってる。
いろんな考え方があるけれど、今はやっぱり支援と復興がなにより最優先。皆そうおもってます。

中身が違いますが、昨日『京都にオリーブの木を100万本植える』プロジェクトを提唱している方とお会いして、いろいろ打ち合わせしました。環境にもいいオリーブは、小豆島や九州でも栽培が盛んです。植えてから15年位実がなるまでかかりますが、1度実がなると100年200年実がなるそうです。私もまず111本を目指して始めようと思ってます。1年ものだと¥1500位だそうです。みなさんもどうですか。庭で野菜や果物育てませんか?  


Posted by こやまあきゆき at 22:47和菓子

2011年01月25日

「とらや」の羊羹

今日のおやつは、「とらや」の羊羹でした。

明治になって、東京に移った「とらや」さんが、御所の西に戻って久しい。
本物の味は、ほんの少しでも満足。

今日は、「新緑」でした。

最近、他府県から繁華街に大型の和菓子屋さんが進出してきて、パックに入った和菓子を売ってますが、やはり伝統の京都の和菓子を召し上がってほしい。


その日の分しか作らないお店が多いので、出来立てはやっぱりおいしい。
羊羹は多少日持ちがするものだが、まがいものが入ってないので、やっぱり上品な味わいだ。
純粋な和菓子は、太りにくいスィーツだそうで、食べすぎは禁物だが、本当のおいしいものは、少しでも満足できます。  


Posted by こやまあきゆき at 22:22和菓子

2011年01月11日

「十五六」のコーヒー大福

最近、キエフスタッフえいただくスィーツが、ロールケーキ三昧だったので、久しぶりに四条南座向かいの「五十六」の「珈琲大福」を皆で、いただきました。
このお店は、「五色豆」が有名ですが、ほかにも大福や最中・芋羊羹・わらび餅などもあります。
変り種が、「ブルーベリー大福」と「珈琲大福」¥180と一口フルーツ小餅 ブルーベリー¥470 白桃¥500

そして、お家芸は大納言小豆・や栗・特に渋皮つき栗¥1630や京むらさき¥800・お多福¥1630はやみつきの味。

電話・FAX注文可能 
075-561-0165

ところで、以前も紹介していますが、並びのみたらし団子の「みよしや」や和小物のお店なども、奥域がないのは、昔四条通りが、2倍に拡幅工事されたときに、表の店のスペースを全部削られたからです。

菊水さんは、その後の洋館で、更に対象15年(昭和元年)に、現在の姿になりました。  


Posted by こやまあきゆき at 22:13和菓子

2010年12月06日

岩清水八幡宮門前『走井餅』

12月4日「キエフアミューズ・京都散策」は、石清水八幡宮周辺散策でした。地元に詳しい先生のご案内で、くわしい解説をしていきながらの内容の濃い一日だったそうです。私は、店が満席でしたので、参加していませんが、おみやげは有名な「走井餅」1764年に大津の地で井口市郎右衛門正膳が作り、明治4年に6代目の4男嘉平が、八幡の地で作り始めて「やはた名物」よなったものです。

この日の夜、「キエフ」スタッフ皆で、いただきました。

追伸 2日後、家内がまた買ってきました。  


Posted by こやまあきゆき at 22:22和菓子

2010年11月30日

「なるみ屋」のこがし餅いただきました。

前回のブログでご紹介した、前を素通りした和菓子屋さんは、「なるみ餅」でした。
今日、2本¥120でいただきました。

お米ともち米でついた「うろ餅」に、みたらし団子よりすこし辛めのしょうゆ味、つまり砂糖と醤油に葛を加えたタレをかけたさっぱり、お米の食感も残る団子というゆか餅といううか。2本のつもりが、2本おかわりしました。やばい。この店の前、1月の半分は、自転車で通るのです。しかも昼時。4・5本食べそう。

京都に紅葉で散策に来た方。
有名寺院もいいですが、はっきり言って、京都中が文化財なのです。

街角の商店街でも、おいしいものいっぱいあります。
有名店にとらわれず、京都の町を散策してください。

どこを歩いても、文化財の宝庫です。
どこの商店街にもおいしいものいっぱいあります。
すこし買って、食べながら散策とか、鴨川でつまむとか。

たとえば、グループで別れていろんなお店で買ったもの持ち寄って、鴨川でパーティーはいかが。
有名料亭に負けないすごいパーティーができますよ。
どの商店街にもおいしいおばんざいやスィーツ、いっぱいあります。

「なるみ屋」のこがし餅も正解でした。熊野神社、丸太町東大路から川端の間の北側。
並びに、欧州各国のハムソーセージ&料理がTOできる「リンデンバウム」もあります。

どこでも、和菓子屋みつけたら、食べてみんしゃい。おいでませ京都へ。

  


Posted by こやまあきゆき at 23:55和菓子

2010年11月29日

京都で団子とお餅

大学が京都産業大学だったので、入学した春に始めて食べた「神馬堂の焼餅」夏の思い出に、学生時代にデートコースにしていた、今宮神社東の「あぶり餅」がある。秋の思い出が天満宮の向かいの「粟餅」。出来立てをこねてくださるのを、待つ間のわくかく感が最高。しかしお正月が近づくと行列ができて来る「ふたばの豆餅」は、かかせない。

餅に食べたい季節が出来てきたように、団子にもなぜか食べたくなる季節がある。正月は、祇園みよしやのみたらし団子。春は、宇治の茶団子。夏は、下鴨のみたらし団子。秋は、みよし屋の黒蜜団子。紅葉真っ最中に、黒蜜団子をいただいた。口の中でとろけた。

京都に暮らしていて、最近洋菓子も美味しくなってきている。しかし、和菓子は、どこでもおいしい。

泉涌寺と東福寺近くで生まれた私の場合、鶴屋・亀屋・音羽屋・奥田・蕎麦菓子の澤正ほか、近所だけでも和スィーツのおいしいお店がいっぱいある。京都の町は、スィーツ天国である。幸せ。

行列のできるドーナッツをいただいた。最近京都にできたそうだ。試食して皆首をかしげた。まずくもないが、京都で生き残れるの?と、正直思った。東京や大阪他他府県からいろんなお店が進出してくる。それは、ある意味ありがたい事だ。京都にいながらにしていただけるのだから。しかし、何年も持ちこたえる店が少ない。

外国料理店など、1年で撤退するケースもある。意外とエスニック系はがんばっている。受け皿があるから。もっと、アルゼンチンやチリとかドイツ・エジプト・アフリカ・旧東欧の料理店にも来てほしい。できれば、スィーツでも和菓子とコラボしてほしい。昔もままのおいしいものもそのままに。新しい文化も創造して、インターナショナルに展開hしてほしい。アンパンは、海外でも人気だとか。和スィーツも世界に広がる食材だ。抹茶アイス以外のほうじ茶アイスとかも広がってほしい。バナナ八橋をみて?だったが、黒胡麻味とかはおいしい。甘さ控えめで健康志向にいってほしい。

町を自転車だ走っていると、小さな和菓子屋さんの前に、みたらしだんご日本¥120と書いてあった。おばあちゃんが、ショーケースの上から外を眺めていた。通り過ぎてから、その顔が気になってきた。明日もう一度通って、食べよう!心に決めた。
  


Posted by こやまあきゆき at 13:00和菓子

2010年07月04日

俵屋吉富と亀屋良長

お昼の時間に、ロシアレストラン「キエフ」のスタッフで、お茶しました。
お茶は、辻利さんのお茶。

お菓子は、昨日は「俵屋吉富」さんの俵の形をしたかわいい「俵もなか」
中身は、粒餡・こし餡・黒糖・抹茶・白の5種類
私と崎濱料理長は、粒餡でした。やっぱり王道でしょう。

今日は、「亀屋良長」の竹もなかでした。

俵屋さんの雲龍は、京都の和菓子の人気の定番。
南座の東側できているので、便利になりました。  


Posted by こやまあきゆき at 22:22和菓子

2010年06月13日

八橋のはじまり

八橋とういう京都のおみやげの定番になっているお菓子
元々は、お琴の形をした焼き菓子。

お琴の名手八橋さんが、茶店のお櫃を洗って米が流されていくのを見て、大切なお米を捨てない為に焼き菓子にして食べるのを教えたことから始まったと伝えられている。

お墓が金戒光明寺(黒谷)さんにあることから、その前の聖護院一帯が八橋発祥の地とされている。
6月12日に哲学の道の「法然院」で命日を偲ぶ法要が営まれた。

執り行ったのが法然院の梶田住職。黒谷の住職も勤めた方です。  


Posted by こやまあきゆき at 16:58和菓子

2010年06月11日

最初のお茶菓子

日本のお菓子のルーツは、栗に代表される木の実に始まる。
とはいえ、果実以外に甘いお菓子は、一部の高貴な人々の特別のものであった。

日本に仏教と共に中国からの様々な文化が伝わり、豆腐・味噌が入り、新しい菓子の文化が入り始めた頃、
日本にお茶の文化が持ち込まれた。

お茶の文化が伝わった頃、同じく南蛮文化の流れで、南蛮菓子と呼ばれるカステラに代表される洋菓子文化が伝わる。
お茶の世界が、寺院から貴族・大名へと広がる中で、南蛮菓子は、茶菓子としても貴重なものとして取り入れられた。

お茶の世界が確立されていく中で、この南蛮菓子と味噌文化が融合してできたのが、今日の代表的な銘菓「松風」である。

ただ、先に「松風」があったのではなく、お茶と共に広がり始めた南蛮菓子+味噌の組み合わせは、やがて菓匠の誕生によって洗練されていく。

現在の「松風」伝説には2つの流れがあり、その一つが石山本願寺で誕生した「亀屋陸奥」で、最も古い。その基本や形態からも、米文化と中国菓子文化に南蛮菓子と味噌・ケシなどが加わった組み合わせは、南蛮菓子が持ち込まれた当時の日本の時代背景を考えると、最初に確立されたお茶菓子の日本版完成型ではないだろうか?

これに対して、お茶文化導入に大きな役割を果たした禅宗を中心に、様々な中国伝来の文化が日本に伝わり、寺院を中心に正確に受け継がれていく。その一つが中国納豆を受け継いだ大徳寺納豆であり、これを取り入れたのが「松屋籐兵衛」の「味噌松風」である。歴史的には、本願寺の菓匠となる「亀屋陸奥」に対して、「松屋籐兵衛」の方が後になるが、千利休ゆかりに大徳寺に受け継がれる大徳寺納豆を使った「味噌松風」は、千家にとっても特別の意味がある。成分も複雑。

その他の「松風」が、小麦と味噌主体なのに対して、2軒の銘菓、それぞれの背景をしっかり受け継いで今日も多くの方に支持されている。

そんな「亀屋陸奥」が、京都御所の東側(下切り通し)の「イストワール御所東」に開いたのが「三木都」

信長と戦った石山本願寺以来の伝統を、現在の京都で銘菓とし提供している知る人ぞ知る隠れた名店。

白味噌・ケシの実に黒豆など。お茶菓子の原点を髣髴させる銘菓である。

おすすめは、土日。

最も多くの方が出かけるこの日、現代京都を代表する絶世の美女がお迎えしてくれる。

男女を問わず、お茶と和菓子のお好きな方は、行ってお楽しみください。

少し早くこやまあきゆき、本日いただきました。  


Posted by こやまあきゆき at 00:40和菓子

2010年05月18日

紫野「和久傳」のれんこん菓子「西湖」

大徳寺の東側に京都の京料理の名店「和久傳」がある。
もともと料理で有名なお店で、蓮根を使ったものも有名。
そこで、今回いただいたのがれんこん菓子「西湖」

その上品な味わいは、口の中でとろける。
おすすめの1品

http://www.wakuden.jp/omotase/shohin/seiko.html  


Posted by こやまあきゆき at 14:58和菓子

2010年03月26日

月餅家 直正 わらび餅

家内の大好物の月餅家 直正のわらび餅を家族4人で買いに行きました。
4代目のご主人も人柄も抜群。
三条木屋町上がってすぐ。

ほかにもお汁粉や栗の形のかわいい焼き菓子などいろいろ。

待ってる間に、寒さのさいで座ってる次女カエの上に長女ムッチが座り、その上に家内が座っていたので、私も悪乗りしてその上に座って、家族4人「だるま落とし」か、「おおきなかぶ」みたいになっていたら、入ってきたお客さんがちょっと引いてました。

ご主人と家族4人で話が弾んでいたので、ご主人もいろいろ昔話などしてくださって、後のお客さんすっかり忘れられているので、3人連れて退散しました。

「女3人かしまし」といいますが、わが家は「女3人+こやまあきゆき」で「よしもと新喜劇」並みの大騒ぎにすぐなります。
なぜか、3人とも家から出たがらない引きこもり3人組でしたが、ようやくつるんで出かけるようになりました。

いつまで、4人でつるんでいられるか?そろそろ難しい年頃の娘たちです。みたらし団子みたいにつるんでる世界からわらびもちみたいに、ばらばらになるような気もしてます。

3月26日金曜日から、「祇園白川ライトアップ」です。「小森で和スィーツ」食べてください。
東山今熊野のJRの横を東へ上がっていくと「京都3大陶業地の一つ、日吉地区の陶器祭り」です。
ここに行く前に2軒のおすすめ和スィーツ
一つが、京女の皆さんに愛されてきた和スィーツの「梅香堂」。パフェが無茶苦茶おいしい。
もう一つが、今熊野東に入った、蕎麦菓子の「澤正」。生菓子もいろいろあります。

ついでに、この地域はこやまあきゆきが生まれ育った土地。
音羽屋の赤飯饅頭
奥田の和菓子
鶴屋に亀屋と鶴亀両方ある。
ういろう・八橋・ほかにも和菓子店が点在している。
お茶の大谷さんのほうじ茶は抜群においしいが、そのソフトもある。

和スィーツファンにとっては、黄金地帯である。

ちなみにこの辺りでは、洋菓子店が育ってない。職人気質の陶器屋の町なので、和好みが多い。  


Posted by こやまあきゆき at 02:10和菓子