2009年12月27日
絶品 ちりめん山椒 五条喜兵衛&祇園よねむら
昨日、はれまのちりめん山椒を買いに行った。
宮川町の松原下がる。
のれんもない扉を開けると、きれいなな店内にちりめん山椒が置いてある。
家用で三パック買って、キエフのまかない用・自宅用・陶芸工房のある実家用。まかい用¥1200)
で、さっそく昨日のまかないでいただいた。東京に里帰りする料理長は、早速スタッフに注文してお土産に。
京都のちりめん山椒の代名詞。
そんな昨日の今日。
またまた絶品のちりめん山椒をいただいた。
五条坂を、清水寺に向かって上っていくと、二股に分かれている。
バスや参道は左を上っていって、有名な「七味屋」から土産物店が両側にある道を上るが、この道は、帰りも通る道。
京都の人は、静かな右の道「茶碗坂」を上って「清水寺」に直接出る。
ちょうどその「茶碗坂」の中ほどに「壷屋 喜兵衛」がある。
このお店、人間国宝の故 清水卯一先生が、かわいがっておられた陶芸界の超人気作家 猪飼佑一氏の京都の住まいでもある。猪飼氏は、現在丹波に工房を開かれたその上品で奥深い灰釉の貴公子。俳優にしたい位の品格のある顔立ちからは、創造も出来ない、炎の陶芸家である。
この「喜兵衛」に、さりげなく置かれたちりめん山椒。ただものではない。祇園よねむらのご主人が、猪飼氏と同級生で親友だったことから生まれた。高級品が、猪飼氏作の壷入り。中身が米村氏作。ただそれだけではない。
この極上のちりめん山椒は、現在三種類ある。
「萌黄(もえぎ)」古の都人の味わいを、やわらかく炊き上げましたと書かれているが、山椒の新鮮さがすばらしい風味の一品。
「紅柄」格子戸の赤茶色の色を紅柄格子と呼ぶ。鉄が主成分の紅柄は、陶芸では、鉄絵の原料。この名のちりめん山椒は、ピリ辛。陶芸の世界とちりめん山椒の味のイメージがみごとにコラボしている。まさに陶芸家と料理人の親友のなせるわざ。
「利休」お茶の世界を確立した利休居士とその一族の菩提寺「大徳寺」。一休和尚ゆかりのお寺に中国から伝えられたのが、大徳寺納豆。最初のお茶菓子は、カステラ的製法にこの大徳寺納豆が加えられて作られた。「松風」で有名な「松屋籐兵衛」の前野さんは、私こやまと縁続きだが、この大徳寺納豆とちりめん山椒が生み出した絶品、私の一押し。それが「利休」である。
ちなみに家用は、¥1000円もしないので、まずはお試しあれ。
更に、この猪飼氏の食のこだわりは、まるで姉妹のようにどこか似ている女優かとも思ってしまう奥様が、あの金平糖で有名な
「清水緑寿庵」の娘さん。その従兄弟が、国際的にも活躍している陶芸家の近藤高弘さん。2人とも私の親友である。
来年1月お正月、「フジタ京都平安京ギャラリー」を、猪飼佑一作品が1ヶ月間お目見えする。こやまをよくご存知の方ならお分かりだろう。このギャラリー。私が名付けたギャラリーである。現在12月師走で、28日昼間で「南座に出演中の歌舞伎役者さんの隈取を飾っている。28日入れ変え。29日大晦日からは、猪飼佑一作品が並ぶ。こちらもご覧あれ。
ちなみにこのホテルフジタのネットコーナーに「京都国際レストランネットワーク」の資料を常設する。もちろん他のホテルなどにも情報提供される。
宮川町の松原下がる。
のれんもない扉を開けると、きれいなな店内にちりめん山椒が置いてある。
家用で三パック買って、キエフのまかない用・自宅用・陶芸工房のある実家用。まかい用¥1200)
で、さっそく昨日のまかないでいただいた。東京に里帰りする料理長は、早速スタッフに注文してお土産に。
京都のちりめん山椒の代名詞。
そんな昨日の今日。
またまた絶品のちりめん山椒をいただいた。
五条坂を、清水寺に向かって上っていくと、二股に分かれている。
バスや参道は左を上っていって、有名な「七味屋」から土産物店が両側にある道を上るが、この道は、帰りも通る道。
京都の人は、静かな右の道「茶碗坂」を上って「清水寺」に直接出る。
ちょうどその「茶碗坂」の中ほどに「壷屋 喜兵衛」がある。
このお店、人間国宝の故 清水卯一先生が、かわいがっておられた陶芸界の超人気作家 猪飼佑一氏の京都の住まいでもある。猪飼氏は、現在丹波に工房を開かれたその上品で奥深い灰釉の貴公子。俳優にしたい位の品格のある顔立ちからは、創造も出来ない、炎の陶芸家である。
この「喜兵衛」に、さりげなく置かれたちりめん山椒。ただものではない。祇園よねむらのご主人が、猪飼氏と同級生で親友だったことから生まれた。高級品が、猪飼氏作の壷入り。中身が米村氏作。ただそれだけではない。
この極上のちりめん山椒は、現在三種類ある。
「萌黄(もえぎ)」古の都人の味わいを、やわらかく炊き上げましたと書かれているが、山椒の新鮮さがすばらしい風味の一品。
「紅柄」格子戸の赤茶色の色を紅柄格子と呼ぶ。鉄が主成分の紅柄は、陶芸では、鉄絵の原料。この名のちりめん山椒は、ピリ辛。陶芸の世界とちりめん山椒の味のイメージがみごとにコラボしている。まさに陶芸家と料理人の親友のなせるわざ。
「利休」お茶の世界を確立した利休居士とその一族の菩提寺「大徳寺」。一休和尚ゆかりのお寺に中国から伝えられたのが、大徳寺納豆。最初のお茶菓子は、カステラ的製法にこの大徳寺納豆が加えられて作られた。「松風」で有名な「松屋籐兵衛」の前野さんは、私こやまと縁続きだが、この大徳寺納豆とちりめん山椒が生み出した絶品、私の一押し。それが「利休」である。
ちなみに家用は、¥1000円もしないので、まずはお試しあれ。
更に、この猪飼氏の食のこだわりは、まるで姉妹のようにどこか似ている女優かとも思ってしまう奥様が、あの金平糖で有名な
「清水緑寿庵」の娘さん。その従兄弟が、国際的にも活躍している陶芸家の近藤高弘さん。2人とも私の親友である。
来年1月お正月、「フジタ京都平安京ギャラリー」を、猪飼佑一作品が1ヶ月間お目見えする。こやまをよくご存知の方ならお分かりだろう。このギャラリー。私が名付けたギャラリーである。現在12月師走で、28日昼間で「南座に出演中の歌舞伎役者さんの隈取を飾っている。28日入れ変え。29日大晦日からは、猪飼佑一作品が並ぶ。こちらもご覧あれ。
ちなみにこのホテルフジタのネットコーナーに「京都国際レストランネットワーク」の資料を常設する。もちろん他のホテルなどにも情報提供される。
さば寿司最高。東福寺寿司の「いづ松」さんは
夫婦で食堂「てら」でゆったり。1000円以下?
知恩寺の手作り市・弘法さん・天神さんと
節分と立春と年越しうどん
クワトロ33でうまい「333」いただきました。
予想的中花灯路・北野天満宮超満員
夫婦で食堂「てら」でゆったり。1000円以下?
知恩寺の手作り市・弘法さん・天神さんと
節分と立春と年越しうどん
クワトロ33でうまい「333」いただきました。
予想的中花灯路・北野天満宮超満員
Posted by こやまあきゆき at 00:44
│京都ふるさと食の再発見