2007年03月06日
京都のポーランド・ズブロッカ
日本で、ポーランド料理店と明確に打ち出している店は、現在私の知る限りありません。ポーランドは、カソリックになった西スラブの中心的な国です。スラブ系民族とは、ポーランドの東部から現在のウクライウの「キエフ」の周辺に住んでいた民族と言われています。彼らは北欧バイキングともいわれたゲルマン系などの一部が定住したともいわれています。ただし古代のスラブ系の言語に高い山と海に関する言葉がないという説もあり、海や山は、他の民族の影響で取り入れたとの説もありますが、まだまだ不明です。ところで、ロシアのピロシキとボルシチは、ポーランドのピエロキとバルシチで、どちらもウクライナ辺りにスラブ系民族が住んでいた時からのお袋の味で、ビーツはローマの影響で取り入れたので、きっと最初は赤くなかったのでしょう。キャベツのスープから始まったそうです。京都には、「キエフ」が旧ソビエト連邦・東欧系のレストランで、ロシアの中心となるモスクワの原型のモスクワ公国より古い「キエフ公国」が現在ウクライナの首都であり京都の姉妹都市です。そこから広がった西のポ-ランド・チェコ・スロバキアは西スラブ・ロシア・ウクライナベラルーシは東スラブ・ブルガリア・セルビア・モンテネグロ・スロベニア・クロアチアは南スラブが主体となっています。料理の母体は同じです。ズブロッカは、ポーランドの原生林に自生するカヤ系の草で、バイソンの大好物。これをウオッカに入れて桜餅の葉っぱのような味です。「キエフ」においています。
Posted by こやまあきゆき at
01:13
│日本酒・洋酒・ビール・ウオッカ