世界は、豚食で二分されている。

こやまあきゆき

2012年01月21日 16:44

9年以上、京都のロシア料理の老舗、四条大橋北東にある「キエフ」で、ユーラシア大陸のシルクロードの北のほぼ全域に広がる旧ソビエト連邦の100以上の民族について勉強してきた。その時気づいたのが、豚食はウクライナが突出していて、魚は北欧との共通性が、ロシアは牛肉と羊、チキンは皆が食べるという事。更に半年イスラム圏の料理を研究して感じた事だが、イスラム圏で、羊でないといけない料理はあっても、料理によっては羊と牛の区別があまりなかったり、ヒンデゥー系で牛豚共に食べない方が多かったり、モンゴルやカザフスタンウズベキスタンは、牛肉をよく食べるし、南米でもアルゼンチン料理は、牛肉がないと。ペルー辺りはどちらも少なく、多いのは兎やモルモット。その一方中国やゲルマン系やスペイン沖縄で豚がよく食べられる。もちろん北欧では、トナカイやヘラジカ モンゴルのヤク 南米のビクーニャ。いろいろなジビエが有りますが、豚派とアンチ豚は、根深い?

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