秘密の扉の向こうの楽園

こやまあきゆき

2012年11月02日 05:32

京都には、すごく居心地のいいお店でも、なんでこんなに入りにくいの?てな店がたくさんある。例えば、京都最大のエスニック料理店とも言える、インドネシア料理店ハティハティでも、六角木屋町の雑居ビル群ともいえる、第一観光ビル第二観光ビルなどが並ぶビルの真ん中の地下階段を降りていくと、やや殺風景な踊場。レストランの入り口の扉にしては、重い大きな扉に初めての人は、気後れして帰ってしまう。しかも扉の向こうは、以外とこじんまりした空間で、カウンターには丸坊主?時にサングラスっぽいメガネの怪しげなオーナーがいる。120席あり、結婚披露宴も多いこの店は、広すぎて、平日は半分以上が間仕切りの向こうにある。怪しげなオーナーはいたって陽気。インドネシア各地の料理もある。

河原町六角にあるレゲエ酒場ラスタも、エレベーターを上がると大きな扉を開けるのに勇気がいる。開けるとまるで洞窟内。手作りモザイクタイルのテーブル。安くて居心地抜群。女子会利用も多い。

京都をお洒落にカクテルなど楽しむお店は、やはり祇園のフィンランディア。あの一力さんの西に入ったお茶屋さん街の並びなので、一見さんお断りかと思えば1人初めてでも大丈夫。バーなのでとても親切なパーティーダーさんが静かな中でお話しなど。女性1人の方も多い。扉が二つあるので知らないと気後れするが、京都の思い出に寄りたいお店。

楽園と名が付くのが、バリやタイ料理の楽園アジア。京都国際ホテルの北向かい。二階にグループ席がある。

スペイン料理が安くて美味しいスペインバルのセサモは、三条木屋町上がって一筋北。気のせいか奥のテーブル席が時間忘れ席。

丸太町大宮下ル、カリフォルニアレストラン 青い扉の向こうには、優しいオーナーが作る料理 ラホヤのカリフォルニアレストランは、アメリカンとメキシカンがひとつになっている。

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