静岡・愛知・大阪・石川・和歌山・広島の皆さんへ

こやまあきゆき

2011年02月08日 01:11

最近、本当に遠方から京都に、「キエフ」に来た下さる方が増えました。
京都・滋賀・東京・長野・福井・兵庫・奈良・和歌山の方は、前から多かったのですが。

静岡・愛知・大阪から何度も来てくださる方が増えています。ありがたい事です。スパシーバ!

今日も、静岡から何度も着てくださってる方が、「京都くいしんぼうの会」ブログで、散策する場所・食べに行く店選んで楽しんでいると行ってくださいました。感謝。

実際、京都で生まれ育って、小さい時は母方の祖母にいろんなお店に連れて行ってもらっていました。
私が生まれたのが、登り窯があった東山泉涌寺の通称「くろもんさん」と呼ばれた、母方の「鈴木家」の敷地の中でした。

「くろもん」とは、表に陶器を運ぶ「リヤカー」なども出入りする為に、小学校の校門の2倍の間口で、高さもある大きな黒い門が正面にあり、一部の塀も焼き杉の黒い塀だったことから、今熊野商店街の皆さんも、鈴木家の事を「くろもんさん」と呼んでくれていました。何故、商店街の皆さんや、地域一帯の方が、「くろもん」を知っているかといううと、我が家の前を通って、更にもう少し上っていくと、公立高校の「日吉ケ丘高校」があるからです。つまり通学路。また、昔は陶芸のある美術コースもあったので、陶器の町の五条・今熊野・泉涌寺の陶器屋の子弟がたくさん通っていたからです。京都芸術大学の前身の「京都美術大学」の陶芸科の学生が、まだ登り窯で焼いていた時代に、学校からリヤカーで作品を我が家のある黒門まで運んで焼いていました。

鈴木家は五条坂の現在中條家(鈴木家の妹に譲った)のある所に、昔仕事場があり(清水寺門前から数件目)、自宅は京阪五条に近いところにあった。800坪の竹林を手に入れて大正時代に泉涌寺に登り窯を作って移り住んだ。広い敷地内に身内の工房や自宅が建てられ、祖父鈴木清の盟友の冨本憲吉(後、人間国宝・文化勲章受賞・京都芸大最初の工芸科教授)の工房もあった。その美大1期生で内弟子の父が、そのまま京都芸大の助手になりその後名誉教授になった。

是非1度
京都陶芸散策とくいしんぼうの旅をしてください。

そこで、

・京阪電車 「清水五条」下車の場合
 まず駅前の「近幸水産」(石田家)でお魚チェック。・・・ここが、中央市場の高級鮮魚をどんどん仕入れて、祇園他の有名料亭に高級鮮魚を納めている事で有名な鮮魚店です。それもそのはず。昔は祇園で料亭でした。そしてここが、くいしんぼうこやまあきゆきの祖母 鈴木のお花はんの実家。陶芸家 清水六兵衛・谷口良三・西村徳泉などと親戚になるのもこの家とその妹の野村家が五条の名家と皆 親戚だからなのです。ちなみに野村家では、映画監督も出ています。

という事で、清水寺までの陶器やさん散策。カフェの「五条カフェ」でガトーショコラを食べましょう。
南側の「清水六兵衛窯ギャラリー」「河井寛次郎記念館」「陶工高等技術専門校」「京都市の陶磁器会館」や「ギャラリー」「近藤悠三記念館」など見学。の茶碗坂に猪飼祐一の自宅兼ギャラリーがあります。奥さんの実家が「金平糖の清水緑寿庵」さん。またこのギャラリーには、有名フレンチシェフが作ったちりめん山椒が売られています。猪飼さんの同級生だそうです。

「七味屋」の山椒と七味は簡易な袋でいいので絶対に買う事。
和食や蕎麦・丼に1振りで絶品になります。
どこがおいしいか。是非坂の角に陶芸教室のあるお店で、美人女将さんにいろいろお話を聞いてみましょう。ここで轆轤体験もできます。

私は、「かさぎ屋」のおぜんざいを食べて、『辻利高台寺』店で抹茶スィーツ食べて、『石塀』で珈琲飲んで『C+しもがわら』でNYチーズケーキ食べて、長楽寺の向かいの『紅葉庵』で京都を見渡しながらあんみつ食べて、隣の「東観荘・也阿弥」の庭に並んでいる「陶芸家こやまあきゆき」作品群を見て・・・?・・・そうです。ここで陶芸を教えていました。

祇園に出てきていろいろ美味しいもん食べましょう。

タイトルの県名は、最近キエフに来られる方ですごく多い順です。
ちなみに現在の「キエフ」スタッフの出身は、
京都・大阪・滋賀・東京・佐賀・ハルビン・極東ロシア・欧州ロシアです。

関連記事