京都のおすすめラーメン「いいちょ」

こやまあきゆき

2015年04月06日 17:23

京都には、私のお気に入りラーメン店を100人いればみんな自分の好きなラーメン店を言うけれどもまず10軒書いてもらうと同じ組み合わせはないだろう。それぐらい多種多様である。

1番の理由は、ラーメン店を開くまでの店主の背景が多種多様。もともと国際都市だし、150万人口の1割が学生。全国から世界から様々な人間がこの町に来て共存してきた。

2番目に、京都人は人まねが嫌い。伝統を受け継いでも親と同じレベルでは負けであって、みんな親を超えないと気がすまない。それは比較して親を超えるのではなく、親とは違った自分らしさを出さないと認められない町だからだ。息子の代になって味が変わってもある意味当然で、先代にないない魅力を加えられなかったら評価されない。親父の真似しかできないと言われる町。

3番目に、常に自由で新しい物を受け入れてくれる。それが学生ばかりか高齢者でも気持ち学生のままで年取ったジジババがうろうろしている町。私のように。だから新しいカフェ・新しいスィーツ・えらいおいしいラーメン店できてるで。の情報が入ると、自分が知らないことが許されない。黙って1人でも食べに行く。だから情報源が学生であったり娘であってもおいしいと聞くと親父が1人でも食べに行く。そんな町。


したがって、今まで私のブログを読んでくれて食べに行って「やっぱり京都くいしんぼうの会」が紹介しているお店はおいしいね。といってくれる方は、最終チェックをしている小山晶之とある部分で味覚の好みが共通している可能性が高いが、逆に私と好みの合わない人のほうが多いかもしれない。

単純にラーメン店もできるだけ1度は食べに行くようにしていくが、2度行くお店はほとんどない。
私が行くのは、北白川の「天下一品本店」天下一品でも95%以上はこの本店。おそらく過去100回ではすまないだろう。週2回以上いっていた時期もある。一乗寺の「天天有本店」先代の頃にまだ京都産業大学の学生だった頃、車で通学していた友人とグリークラブの練習帰りに寄るのがおきまりコースだった。奥にあった小部屋で食べるのも当時のお決まりだった。一時代替わりのときに味が変わったと皆が言い出して一時足が遠のいたが、「京都くいしんぼうの会」ができてから会長のイゴールらとも輪島の朝市の帰りとか、キャンプで北山荘に行った帰りに寄ったりしてから復活。対面の焼肉「いちなん」の孫さんと仲良くなってからは、このラーメン街道の草分けとしてたまに立ち寄る。この近くのお店では「高安」
百万遍の「たくみ」祇園の「いつわ」京都の赤池の「銀閣」府立大学や「京都コンサートホール」から北大路に下がった「いいちょ」そして、家族ぐるみ大の仲良しの新京極から公園の方へ東に1歩入った裏側びある旧「実松映画」などがあったエリアにある「千の風」。

おわかりだろうが、どのお店もスープが最後まで飲める私好みの味。
基本的には、京都は水がおいしいだしの旨みを楽しむ町。だからとんこつ煮込みましたとか背油コテコテは私の好みではない。もちろん使っているお店も有るが、基本は出しかチャーシューがうまいか。だから行列のできる有るお店はチャーシューコテコテの味なので渡し的には1回で十分とかになってしまって、毎日でも飽きない店だけが残ってくる。

ちなみに「天下一品本店」では、通常は「屋台の味」を注文する。風邪に注意の時だけ「こってり」

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