大晦日インド料理「ヌーラーニ」とカフェ「バリガシ」でランチ

こやまあきゆき

2008年12月31日 16:36

大晦日
「ホテルフジタ レストランピエスデゥー」にお裏方の仕事が終わった後、お昼を食べに大将軍に1年前にできた「ヌーラーニ」でランチ。このお店、ご主人のヌーラーニさんが作るインド料理も好評だが、料理研究に熱心な奥様が取り組むこだわりのスープも
好評。この日もかなり遠方からわざわざ食べに来たお客様で繁盛している。

西大路一条を西へ。

このお店北野天満宮の前の警察で場所を聞いたとき、若い警察官の方が、わざわざ外まで出てきて笑顔で道を教えてくれたほど、地元ですでに広く認知されている。

¥1000前後のコースがA~Eまで。最近ノインド料理店によく見かけるが、夜もお子様セットがあったり、2人で主な料理をいろいろ楽しめるスペシャルセット。があったり、インドの炊き込みご飯もある。

インド料理店を広くアドバイスしておられる永田さんお勧めのお店。またキエフのスタッフのロシア人ナターシャのお気に入りでもある。

実は、この日偶然にもウクライナのキエフとの交流協会のモレーナさんや「ぐるぐるカフェ」のオーナーで、ハラール食材の輸入元の「Dolphin」の大槻晶彦さんとも偶然このお店でお会いした。実は3人とも高野のイズミヤカナート近くに住んでいる。
なぜに、大将軍のインド料理店で出会うのか?
それもこの店の人気の秘密。
大槻さんのお店「ぐるぐるカフェ」で改めてゆっくりお話しましょうといううことで、この日は別れた。

ところで、昨日共通の友人麻衣子さんがぐるぐるに来ていて「モンゴル人の彼氏と結婚しました」の報告

プライベートなお話だが、麻衣子さんはモンゴルの歌姫として各地で活躍しておられる。
ネパール料理「アニル」や「ヒマラヤ」のスタッフも勤められたが、実は、今年秋に短期間だがロシア料理「キエフ」のスタッフとしても仕事をしていただいた。

私とは、もともと「キエフ」のお客様として出会ったが、その後京都にできた「モンゴル餃子」のお店で再開。「キエフ」のイベントでの交流を経て、スタッフ参加していただいた。ちょうどご結婚の話もあって退職された最後の頃に、「ぐるいぐるカフェ」10周年パーティーに行こうの話。残念ながら私は仕事でいけなかったが、京都は狭い。皆出会うべくして出会う。

「ハラール食材」は、みんな同じルートで仕入れている。インド料理・トルコ料理・ペルシャ料理・アゼルバイジャン料理・インドネシア料理だから皆知っている。

もちろんインド料理でも、ヒンデゥー教系・仏教系や日本人の経営などでは関係ない。あくまでも熱心なイスラム教徒方のお店、または、料理人がイスラム教徒の方の場合。

インドネシア料理でもほとんどはバリ料理店。こちらのイスラム教徒は少数派。

マレーシアや北アフリカにも多い。国や料理を超えた宗教上の食文化にかかわるネットワークがあることを、日本人は知らない。
考え方にもよるが、この戒律。お祈りをしてから、鳥や羊の血を抜いてしまう。これも、宗教上の問題とは別に、衛生上の問題として、たしかに安心できる処理法であって、きっちり処理していないとクレームがつく。日本人のイスラム教徒の方が、キッチリ処理していないと食べられませんよ!と真顔で言っておられたその真剣な表情からも、そうしてないと我慢出来ない。という感情が全身から伝わってきた。

世界の料理を食べ歩いて、現在の日本に共通のこのような戒律がないので、何でも食べ歩きができるわけだが、どの国、どの民族、どの宗教の話を聞いても、たしかに。となっとくしてしまうのは、ある意味私が日本人だからだろう。

食事の後に、デザートを食べるべく、インドネシアのバリ島のデザートのお店、その名も「バリガシ」(バリのお菓子)にいった。
デザートだけのつもりだったが、表のメニューで、「パパイヤチキン」セット¥1250とバリの黒米にパウムシュガーを使ったデザート「Bubur」¥680を注文した。
香ばしいチキンは、バナナの葉の上に並んで、パパイヤがトッピング。
果物を料理に使うのは大好物なのと、このチキンだけでもおいしい。
ごはん付き。

デザートは。中近東のライスプディングほど甘くない上品な味。アイスクリームに蘭の花。
好みでココナッツミルクをかけると、新婚時代にバリハイヤットに泊まって、海岸の水中バートロピカルムードにひったったあの日がが蘇ってくる。楽園。そういえば『楽園アジア』ごぶさたしてます。今年最後のエスニックはバリで終わるか?

まだ日は長いが、なにしり昨日のお餅9個がまだ未消化の気分で2つランチ食べたので、今、ブログ書いて休憩中です。
お店は北山駅から北へ。バリですが、北北と覚えてください。

しかし、下鴨本通り上がったタイ料理「タムサバイ」。北山駅北東「イノブン」の東並びのタイ料理「チャンノイ」。賀茂川北山東岸を上がったタイ語から名前を取った「カフェ ノイナー」。植物園来た向かいのロシアンカフェ「バーバチカ」そして「バリガシ」。北山もエスニックしてきました。しかし、皆さすがにオシャレ感覚があります。泥臭い系エスニックお店がありません。やっぱり北山です。北山の老舗「キャピタル東洋亭」。中華の「白龍」。おいしい野菜「天使のカフェ」。老舗の焼肉「南山」。松ヶ崎の「アピカルイン」もランチがなってます。修学院下がったアメリカンスタイルの「スピ^クイージー」も、大丸北の烏丸店ができてがんばってます。「パパジョーンズ」「カプリチョーザ」などもがんばってます。と書いていたら、「Very Berry Cafe’」からメールが入りました。1月「二条店」は1日・15日定休日。「御幸町」「北白川」両店は、木曜日定休日。で、全店2日・3日は閉店7時まで。

とりあえず、1日は休みで後はがんばってるそうです。夕方までは2日からあのデザート達に家族で出会えますよ。

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