京都で満点評価のペルシャレストラン

こやまあきゆき

2014年04月30日 16:51

京都のおいしいレストランで、ほぼ満点に近い5点に近い評価を多くの方からもらっているレストランが、熊野神社のスーパーの2階にある
「アラシのキッチン」である。

様々なジャンルでこれほど多くの人が採点されて、満点に近い評価を受けているのは、信じがたいところだが、今日私も「クビデキャバブランチ」をいただいた。1200円ほどだが、ランチは600円台からある。ペルシャ料理やインド料理がおいしい。

「クビデキャバブ」は、このこやまあきゆきブログを読んでいる人なら誰でもわかっているはずだが、私がロシアレストラン「キエフ」の次に、8ヶ月間新しいお店を作る間に手伝ったのが、ペルシャレストラン「シャンディーズ」この店の料理長アラシが独立したのが「アラシのキッチン」である。ちなみに「シャンディーズ」のオーナーのアゼルバイジャン人オーナーのエスキャンダル・レザは、木屋町六角の「ZAMZAM」のオーナー。

話は戻って、今日の「クビデキャバブ」は、マトンと玉ねぎをいっしょにミンチにして寝かしたものを、串焼きにしたもの。

加えて、インド料理もあるのでランチでもナン食べ放題。ドリンク付きで「マンゴラッシー」を選んだ。

カレーならそれでもセットになっている。

イラン人オーナーシェフとインド人シェフがいる。しかももうひとりの仲間が、ハラル食材の輸入元なので、店内に「ざくろジュース」なども売っている。イランは世界有数の「サフラン」の産地。サフランライスはスペインの真似でもなんでもない。

どうしてペルシャ料理店にインド料理があるかというと、インドの支配者は元々ペルシャ系の人たちだから。

ペルシャ・マケドニア・ギリシャ・ローマ地中海周辺の国々が、ユーラシア大陸の中央から西の方で覇権を争った時代。

私たちは、その流れをも受け継いでいる。

ちょうど京都でも博物館で南山城の禅定寺の仏像などが公開されている。今は曹洞宗の寺院だが、古くは東大寺の系列の寺院だった。

京都の非公開寺院の公開も始まり、奈良でも昨日に世界遺産の寺院を中心に朝日新聞などでも紹介されていた。

今朝のテレビで、仏陀の写っていった時代を紹介していた。仏像が作られたのはその500年ほどあと。にしのヘレニズムの影響でガンダーラ辺りで作られ始めたと、現在見られている。西の仏像は龍大ミュージアムの入澤先生がどんどん発見されているが、ギリシャローママケドニアやペルシャまでが派遣を争っていた時代。

やがてシルクロードを通ってインドから中国日本へ伝わる文化。

そのルーツの地域の料理を今京都で味わう。

熊野古道ならぬ、京都の熊野神社の東向かいで。

あした小山はパン職人テストを受けます。
今日は、その原点のナンを食べながら、小麦の歴史に思いを馳せました。
仲良しのうどんの製麺屋の谷口さんと小麦談義をした。

今度はうどんからパンつくるかもしれんねん。
おんなじこねるんやったらうどん作ってよ。

みたいな。

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