「月の桂」立春朝搾り

こやまあきゆき

2008年02月05日 22:21

平成20年2月5日火曜日は、ロシアレストラン「キエフ」加藤幹雄社長古希のお祝いの日です。

店には、たくさんお花が届きました。

親しい友人との会合がちょうど今日だった為に、良き友に囲まれてのお祝いの席を飾ったのが

立春朝搾り
 「平成二十年戊子(つちのえね)二月四日」
            株式会社増田徳兵衛商店 ・・・・
  と書かれたラベルの『月の桂 純米吟醸 生原酒』

つまりその日に搾られた生酒に日付の入ったラベルを貼って用意されている。もちろんこの貴重なお酒を
本日買いに行かれたのだ。
 
  お気づきでしょうが、日付けが前日になっています。残念ながら本日は、搾られなかったのです。
しかし、甘い香りの実にフルーティーなお酒です。もちろん搾りたてですので要冷蔵で、早く飲まなければなりませんが、
本日の祝宴できれいに召し上がられました。ボトルを記念に残したものです。
  
  この新酒を搾る日が、何かの記念日だったらこんなにすばらしい祝い酒はないでしょう。
店に甘い香りがただよう記念すべき日になりました。
 
  ところで、このラベルの写真がないかと「月の桂」のHPを開けてみると、そこに稲垣念次郎さんの型染めの作品の写真が掲載されていました。http://www.tsukinokatsura.co.jp/
  稲垣先生は、私の名付け親の陶芸家冨本憲吉先生や祖父鈴木清の盟友で、母方の登り窯を囲む泉涌寺の「黒門さん」と呼ばれた敷地の一角で生まれ育った私にとって、先生の作品は母の実家にいつも飾られいました。
  冨本先生より早く病弱になった祖父と稲垣先生も冨本先生がご健在の間は持ちこたえ、先生が他界されたことを知って、相次いで後を追うようにこの世を去りました。生前良くいっしょに語り合っていただけにきっとあの世でも3人で熱く語り合っているように思います。本題からそれましたが、一つの記念すべき日に「にごり酒」で有名な『月の桂』の思い出が、社長同様に私にも刻まれました。社長の妹、東京スンガリー社長の幸子さん。登紀子さんからの立派なお祝いのお花の前で社長と記念写真を撮りました。私も古希には、このお酒を飲む事にしました。

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