チョコ早くも食べ過ぎバレンタイン

こやまあきゆき

2012年02月13日 17:47

毎年恒例のバレンタインの季節です
キエフにいたころは、女性スタッフが皆くれたので、加藤智恵子代表 美知代さん 下田さん やスタッフのみなさん。長い間ありがとうございました。人間失ってから気づく事が多いので、何もお返しできないままでした。

 とはいえ、今年もさっそく母からモロゾフのチョコいただきました。中学高校生の頃、おばあちゃん子だった私に、唯一チョコレートくれたのはおばあちゃんでした。今年から改めてバレンタインにはお墓参りに行くつもりです。

 我が家は、家内と高校生の娘2人。すでに試行錯誤でいろいろお菓子を作っています。今は練習の為、毎日チョコやクッキー・パンケーキなどたくさんいただいてます。今夜が本番だそうで、台所は立ち入り禁止になるそうです。昨夜は、20個位チョコ食べて、長女ムッチが焼いたパンケーキ4枚に、バナナ・バニラアイス・チョコアイス・ブルーベリージャム・マーマレードジャム・メープルシロップをトッピングしていただきました。家族3人は、呆れた顔しながら、横でドーナッツとチョコワッフル食べてました。毎日これだと糖尿病間違いなし。

 毎年、チョコレートの季節になりますと、ゴディバ以外に、下鴨洛北高校前下がるにあるお店や、岡崎の予約でいっぱいになる「生ショコラ」。を紹介していますが、三条会商店街にベトナムカカオを使ったチョコ専門店ができたり、ケーキ・スィーツは本当にいいお店ができましたね。セカンドハウスは、いろんなところで買えるようになりました。キルフェボンも予約して早めに買った友人も。当日席があれば、ご褒美パフェは、ベリーベリーカフェが、今のところ1番お勧めパフェ。伏見の方は藤の森のポポロヒロバへ。山科の方は、やはりスイス菓子ローヌが一押しですね。

 ところで、基本的な話ですが、チョコレートって何?
カカオを焙煎して擂り潰します。すると脂肪が多いのでそのままでは、ドロドロニガニガなので、脂肪分を分離します。これがカカオバター。残りを乾燥させるとココア。これに脱脂粉乳などのミルク成分と砂糖を加え、必要なカカオバターを加えて、バター成分で固めるとチョコラ。正確には、バター成分を取り除いたカカオマスを様々加工しているので、何をどれだけどう混ぜるかもいろいろ。カカオマスもバター成分何%とか、チョコの裏に表示されています。初期のカカオドリンクがあまりに飲みにくいものだったため、あのバンホーテンがココアを作ったり、ベルギーやスイスなどで、様々なチョコラ革命によって、こんなおいしいものが食べられるのです。

 若い頃、当時行動を共にしていた笹沼が、フランスの有名レストランのオーナーの親友だったため、最高のチョコの原料を分けてもらえる話があって、2人でいっしょに当時有名な京都のチョコメーカーの責任者にお話ししたところ、その材料はほとんど欧州が買占めしていて手に入らない。との話でした。

 ちなみに、フランスでも人気のチョコですが、ロシアの宮廷時代に高度な技術ができたため、日本で最初の有名なお店、モロゾフやゴンチャロフなどがロシア名なのはそのためです。京都のバイカルは、創業者がパリで製菓を学んだ時の先生が、バイカル湖近くで生まれたロシア人だったから。また、オーストリア・スイスなど、ハプスブルグ家が、欧州の文化に様々な影響があったのと、職人としてもマイスター制度がドイツも含めて確率されているので、京都でも、スイス・オーストリア・ドイツで製菓を学んだ方が、たくさんお店をひらいておられます。ローヌもその一つ。

 欧州惣菜で人気のリンデンバウムの吉田シェフも、フランス・スイス・ドイツ・オランダで学んでおられます。

 プレゼントする人がいなくても、自分のご褒美でも、今たくさん並んでいるショコラを楽しみましょう。ちなみに、本当においしいものは、1個で満足。チョコラが一番それがわかります。

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