百年蔵醤油ロール

こやまあきゆき

2011年02月21日 23:55

今日は、『京都澤井醤油』を使った、「ARINCO」のロールケーキをいただいた。
お店は、京福嵐山駅と四条室町東入るにあるのだが、会社は『株式会社パティスリー ド パラディー」というう東京文京区小石川が所在地になっている。

京都の町に、世界中・あるいは東京や横浜神戸大阪など、他府県から進出してこられるのは、おおいにけっこうです。私がフランスパンの勉強がしたいとお願いして、短期間でしたが、働かしていただいたのが『フランスパンのドンク』でした。

タルトの『キル・フェ・ボン』は、やっぱり大好きなお店です。

京都の外国料理店でも、インド料理「アショカ」をはじめ、京都進出組みですっかり京都の顔になっているお店もたくさんあります。
大切なのは、しっかり食材を吟味して、水と野菜などがおいしい京都の気候風土を大切にしている土地柄を生かして美味しいものを提供してください。

観光地でもある京都には、ただ商売しやすいと勘違いして進出してきては、1年もたなかったり数年で撤退するお店が山ほどあります。何といっても京都は大きな田舎みたいに人間関係が狭い町ですから、いいお店なら生き残れますが、見せかけだけのお店は、すぐ口コミで広がって閑古鳥がないてしまいます。それだけに、昔からがんばっている和食のお店や、人気のカフェなども油断できません。

人気のお店で、料理人のおやじがスーツ着て店舗増やしたら皆つぶれてしまったなんて事も日常茶飯事。逆に醤油や抹茶ほか、おいしいお店の素材をしっかり受け止めて、新しい時代に合う美味しいもんどんどん作ってください。

2月24日に、京都府農業会議に外国料理店を代表して出席します。ここで『京都ダーチャプロジェクト』を提案します。
若狭から精華町や宇治まで。京都の町の都市部だけでは、このすばらしい都の食文化は生まれませんでした。美味しい水も北部の環境が守られているからこそです。

都市部で暮れしている人も、いっしょに農業考えませんか?おいしい文化を土から、水から、考えましょう。

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