京大生協で人気の本

こやまあきゆき

2010年04月28日 00:02

今日「北野婆娑羅」に、エジプトのベリーダンスやモンゴルの歌姫三味線の清水彩月、グレートな楠木しんいち、ファファシゾフィー、リヒコクラップ☆、青が出演。雨の中有名雑誌社スタッフのビデオも回って、第1回のライブが開かれました。

ここに駆けつけたのが、「教材研究所」の枝川さん。
今、独自の食べ歩きブログも人気急上昇中のグルメ記者

しかし、すぐに電話で呼び出し!
「定番にしたい異国料理店」を京都大学まで届けるように!との連絡。

この本、京大生協でもたくさん注文していただいているが、私の知る限り25冊も買ってくださった名誉教授もおられる。

昨年4月30日に店頭に並び、多い書店では1軒で100冊の予約が入った。
当然、大手の紀伊国屋・ジュンク堂・ブックファーストなどをはじめ、東京圏と関西圏でも予約が予想を上回り、予約のなかった大垣書店は、客注が入ってからまとめての注文が入ったが、すぐに追加。

様々なお店で部門別でトップクラスにもランクインした。
しかし、多くのお店は無名の著者と一般書を普段出版しない専門書の出版社とあって、売り切れると書棚から姿を消した。

しかし、この本はその後も新聞雑誌・ラジオでも紹介され続け、ついに掲載されている150店舗が「京都国際レストランネットワーク」を結成し、事務局には、様々な依頼が殺到している。

元々、グルメ本として出版した本ではなく、50年の京都の町が外国料理を受け入れてきた歴史・世界の食文化などが、京都の200店舗のお店を食べ歩いて理解していただく、第1章として出版された。

元の情報源は、30年間食べ歩いてきた著者 小山晶之の周りにいる約30ある、食べるで結ばれた会に参加する3000人近い会員との日々の情報交換。と、2年で500軒以上の食べ歩き。これに今度は、本の出版で、改めて150店舗の料理店の輪ができた。

更に、京都市・京都府や国立の国際関係や食の関係者と様々な組織で連携をとる。

その資料として「定番にしたい異国料理店」を超える京都の異国料理の資料はない。
こんない、国際的な都市なのに、150万人口の1割が学生で、世界中から留学生が来ている町なのに、だれもが専門的に世界の料理や食文化・京都が世界の食の都になっている事を、書かなかった。

「京都本」に10店舗もエスニック料理店が載っていれば多い方。
1軒のインド料理店が13店舗も持っているのに、ネパール料理が10軒以上で食べられるのに。
どこの店も、ランチタイムは満席。夜でも¥1500で夕食ができるお店もたくさんある。
だから満員。若い学生さんはもちろん。熟年の食べ歩きグループ。退職後の食べ歩き組みも。

京都で世界が旅できるんだから。

「楽園アジア」に行って、「バンコックガーデン」行って、「パパイヤベール」行って、「HIMARAYA」、行って、「キンカーオ」・「ランゼン」・「アジアティカ祇園」に行けば、インドネシア・タイ・ベトナム・ラオス・マレーシア・ネパール・モンゴル・チベット・フィリピン料理も食べられる。ランチも利用すれば全部で1万円でも可能。こんな町あります?

スロベニア・ルーマニア・ハンガリー・グルジア・アゼルバイジャン・アルメニアの料理1日で食べよう!とか。

すべてが1冊の本からはじまりました。

今、すごい計画がどんどんすすんでいます。

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