洛北高校近くのブラジルカフェ「カフェジーニョ」

こやまあきゆき

2009年12月25日 23:09

京都のブラジルカフェの老舗「カフェジーニョ」で、サントス¥200をいただきました。

?¥200?と驚きの方。ブレンドも¥200です。

この店のオーナー。おまけに1年の半分位、海外旅行行ってるのと違うの?
といううぐらい、世界を旅しています。それだけに、お休みも多いので、開いてたら今帰ってるのね。位の感じで寄ってください。

本人も、自分のペースで仕事して、行きたくなったら海外に行って、夢は1年の半分を海外で暮らすこと。

昔、私も相棒の笹沼と2人で店持って、1年の半分は、1人は海外で暮らそうと真剣に夢のレストラン計画を練りました。笹沼のアパートに居候して。

店の器も自分たちで作ろうと、エルゴビバームス元料理長の岩井田さんや今静岡大学美学美術史の教授になった大宮君らと実家で「アトリエドユキ陶芸倶楽部」を設立して、料理仲間と陶芸の勉強した為に、夢のレストラン「パピルス料理店」を笹沼ががんばって作ったときには、こやまあきゆきは陶芸家でした。約束どおり店の器は私が作って、ある時期73席の店の料理は、私が担当した事も。岩井田さんもいっしょに仕事しました。

カフェジーニョのご主人ほどではありませんが、社員研修として全スタッフと2年海外研修にも同行。しかし、1年の半分私が仕事をするはずが、「円山公園・東観荘・也阿弥」の奥座敷で、おかみさんや和食の料理長らと「円山陶芸倶楽部」と作って、道楽人生している私に、笹沼は「おまえは、陶芸の世界でも生きられるけど、俺は料理の世界でしか生きられなくなった。1年の半分海外生活するはずだったのに、毎日店から離れられない」と言っていました。

現在、私がロシア料理の勉強の為に「キエフ」のレギュラーで働き、今日もピロシキ巻きました。裏方で4年お世話になった「ホテルフジタ」の正面玄関のギャラリーの企画も手伝っています。笹沼は、現在もう一つの夢ニュージーランドで家族と暮らしているそうです。彼が私と出会う前からの夢の仕事で。

「夢は実現する為に見るもの」「人は出会うべくして出会う」

料理の世界で、いろんな夢を実現している人と話していると、いろんな生き方があるなあといつも刺激を受けます。そして、私の中にもまた、新しい夢が生まれます。

カフェジーニョのご主人は、人とつるむのが大嫌いな方です。限りなくマイペースで、自分らしく生きたい。年齢を感じさせない若さですね。と素直に感じたことを口にすると。「嫁さんが若いから」と、さりげなくごちそうさんの答えが帰ってきました。
ブラジルに限らず世界を気ままに旅する男のお話。楽しいのですが、1人なので忙しい。あんまり仕事の邪魔すると怒られます。ホントに、人の出入りが激しい店です。

旅したくなる気持ちわかります。

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