2008年10月07日
京都に異文化食&酒空間を創った男達
私が、30年前、あるいは中学・高校時代。世界の料理が食べられる店を、京都に作りたい!と思った頃、和洋中華の時代の京都で、まずどこで何を勉強して、どんな料理で、どうして香辛料や食材。器などを用意すればいいのか?など何もわからなかった。京都にエスニックのお店ができはじめて実に50年。半世紀が過ぎた。
京都の町に、点のように路地裏や自宅の一角や、繁華街のビルの中で、1つ1つ産声をあげたエスニックのパイオニア達。
まだまだ、現役でお店に達人がほとんどだが、すでに会えなくなった人も出てきている。
すべての飲食の世界は、日々、黙々と自分達の選んだ方法で、喜んでいただける店作りに励んでいる。
数年前のデーターで、70%の飲食店は赤字という統計を目にした。最近でも、開店して1年続けばいいほう。3年たてば、ほとんど姿を消す現実。そんな中で、誰も知らない国の料理店や独創的な食空間を開いたエスニックのパイオニア達。
料理店・お酒の楽しめるお店。
京都の伝説の男達に、会いに行こう!
○【パンチョ藤江さんのいるメキシコ料理「ビクーニャ」】木屋町御池下がる
メキシコから中南米まで、京都で、最初の最も異質なエスニックといえば、50年ほど前に京都に誕生したインカ料理「森繁」。私も、何がインカなのかもわからぬ学生時代にホワイトカレーを食べに行った。以来、インカコーラは、たまに飲む機会があるが、ペルーのホワイトカレーが、「ビクーニャ」にあると知って、ようやく、夢がかなった時。目の前にいる。実に魅力的な人がパンチョ藤江さんだった。初めてなのに、初めてな気がしない。京都1のテキーラの種類。そして何よりも料理がおいしい。そしてライブ。
決して広い空間ではないが、超満員の客席は、ある種、メキシコの大家族に混じって食事をしている錯覚になる。これも、パンチョさんの人柄をhしたって集まってくる人々の、屈託のない笑顔、陽気な盛り上がり。そうなんだ。ここはビクーニャ。
○【エディー中川&由美夫妻のいる「中川酒店」】エディーさんは、出町の店に。由美さんは沖縄料理百万偏東の「ゴーヤ」に
男達なのに、なぜ夫妻?
金髪のエディーさんとはじめて出あったとき、私はどう話しかけていいかわからなかった。その後、何度もお会いしてもあまり反応がない。反対に御池下がったお店に当時おられた奥様の由美さんに、お伺いすると。「シャイだから。決して話すのが嫌いなわけじゃないけど、人見知りもするし。でも話し始めるとおもしろいですよ」と、ある種フォローとも取れる発言。その言葉に私は愛情を一杯感じたし、奥様がエディーさんの事を、本当に大好きなんだ。と、伝わってきた。
ある日、由美さんがエディーさんと「キエフ」に来てくださった。本当に楽しい人だ。でも、きっと、料理人にも多いけれど、人にどう思われるかより、自分の世界。自分の仕事に気持ちが入り込んでいて、私のような雑音は、耳に入らなかったのだろう。
「中川酒店」は、4軒ある。皆いいのだが、私は、会話がなくっても出町のエディーさんの料理を食べに行くのが1番好きだ。カウンターの向こうで、「どうだ」と、エディーさんがいっているような気がして。「うま~」と、たまにリアクションもするけど、ほとんど、黙々と食べ続ける。こっちは、くいしんぼうに生きがい感じてるから。
○【堀江俊之さんに会える「antighseinnse」スコットランド・Horie’s Bar】
私は、お酒を飲むのがメインのお店は、あまり行かない。基本的に食道楽なので、おいしい料理がないと、酒も進まない。
そんな私が、ほっこりできるのが、堀江さんのお店。
タイプ的には、理論はで、かなり自分の見解が前面に出てくるタイプなので、はっきりしたものがない人には、しんどいかもしれない。反対に、明確な目的意識を持っている人が、集まってくる。
私は、ただのくいしんぼうなので、おいしいものがあるから行く。たまに「GAEL」の上西さんと会う。実は、同じ四条京阪東側のビルの6階が「キエフ」。2階が「GAEL」店の前でも会うのに、下鴨の西側にある堀江さんの店で会うのは、やはり、堀江さんに会いに来ているからだ.
○【
京都の町に、点のように路地裏や自宅の一角や、繁華街のビルの中で、1つ1つ産声をあげたエスニックのパイオニア達。
まだまだ、現役でお店に達人がほとんどだが、すでに会えなくなった人も出てきている。
すべての飲食の世界は、日々、黙々と自分達の選んだ方法で、喜んでいただける店作りに励んでいる。
数年前のデーターで、70%の飲食店は赤字という統計を目にした。最近でも、開店して1年続けばいいほう。3年たてば、ほとんど姿を消す現実。そんな中で、誰も知らない国の料理店や独創的な食空間を開いたエスニックのパイオニア達。
料理店・お酒の楽しめるお店。
京都の伝説の男達に、会いに行こう!
○【パンチョ藤江さんのいるメキシコ料理「ビクーニャ」】木屋町御池下がる
メキシコから中南米まで、京都で、最初の最も異質なエスニックといえば、50年ほど前に京都に誕生したインカ料理「森繁」。私も、何がインカなのかもわからぬ学生時代にホワイトカレーを食べに行った。以来、インカコーラは、たまに飲む機会があるが、ペルーのホワイトカレーが、「ビクーニャ」にあると知って、ようやく、夢がかなった時。目の前にいる。実に魅力的な人がパンチョ藤江さんだった。初めてなのに、初めてな気がしない。京都1のテキーラの種類。そして何よりも料理がおいしい。そしてライブ。
決して広い空間ではないが、超満員の客席は、ある種、メキシコの大家族に混じって食事をしている錯覚になる。これも、パンチョさんの人柄をhしたって集まってくる人々の、屈託のない笑顔、陽気な盛り上がり。そうなんだ。ここはビクーニャ。
○【エディー中川&由美夫妻のいる「中川酒店」】エディーさんは、出町の店に。由美さんは沖縄料理百万偏東の「ゴーヤ」に
男達なのに、なぜ夫妻?
金髪のエディーさんとはじめて出あったとき、私はどう話しかけていいかわからなかった。その後、何度もお会いしてもあまり反応がない。反対に御池下がったお店に当時おられた奥様の由美さんに、お伺いすると。「シャイだから。決して話すのが嫌いなわけじゃないけど、人見知りもするし。でも話し始めるとおもしろいですよ」と、ある種フォローとも取れる発言。その言葉に私は愛情を一杯感じたし、奥様がエディーさんの事を、本当に大好きなんだ。と、伝わってきた。
ある日、由美さんがエディーさんと「キエフ」に来てくださった。本当に楽しい人だ。でも、きっと、料理人にも多いけれど、人にどう思われるかより、自分の世界。自分の仕事に気持ちが入り込んでいて、私のような雑音は、耳に入らなかったのだろう。
「中川酒店」は、4軒ある。皆いいのだが、私は、会話がなくっても出町のエディーさんの料理を食べに行くのが1番好きだ。カウンターの向こうで、「どうだ」と、エディーさんがいっているような気がして。「うま~」と、たまにリアクションもするけど、ほとんど、黙々と食べ続ける。こっちは、くいしんぼうに生きがい感じてるから。
○【堀江俊之さんに会える「antighseinnse」スコットランド・Horie’s Bar】
私は、お酒を飲むのがメインのお店は、あまり行かない。基本的に食道楽なので、おいしい料理がないと、酒も進まない。
そんな私が、ほっこりできるのが、堀江さんのお店。
タイプ的には、理論はで、かなり自分の見解が前面に出てくるタイプなので、はっきりしたものがない人には、しんどいかもしれない。反対に、明確な目的意識を持っている人が、集まってくる。
私は、ただのくいしんぼうなので、おいしいものがあるから行く。たまに「GAEL」の上西さんと会う。実は、同じ四条京阪東側のビルの6階が「キエフ」。2階が「GAEL」店の前でも会うのに、下鴨の西側にある堀江さんの店で会うのは、やはり、堀江さんに会いに来ているからだ.
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