京都のハンガリー料理は、「リンデンバウム」で

こやまあきゆき

2008年04月26日 23:30

先日、私のいるロシアレストラン「キエフ」に、ハンガリー料理はあるか?というお客様が来店された。

たしかに、「キエフ」は、旧ソビエト連邦時代に、京都市とモスクワより古いスラブ系民族の「キエフ公国」以来の、スラブ系民族発祥の地の一つで、姉妹都市。

現在15ケ国にわかれた。「ロシア」「ウクライナ」「ベラルーシ」「カザフスタン」「キルギスタン」「ウズベキスタン」「タジキスタン」「トルクメニスタン」「アゼルバイバイジャン」「アルメニア」「グルジア」「モルドバ」「ラトビア」「エストニア」「リトアニア」。

更に、同じスラブ系の「ポーランド」「チェコ」「スロバキア」や旧ユーゴスラビア(南スラブ)の「セルビア」「クロアチア」「スロベニア」「モンテネグロ」・・・は、一過性の国のように論ぜられている。それぞれ伝統文化を受け継いでいる。

『ハンガリー』がテーマなので話が戻るが、
「ドイツ」「スイス」「フランス」で修行した、「リンデンバウム」の吉田君は、ハンガリー・オーストリアが中欧に勢力を持っていた時代の伝統的料理も得意。

ハンガリー料理で有名なパプリカもたくさん使った「グラーシュ」という煮込み料理もメニューに入っていた。
以前ブログでもご紹介したが、オーストリア人の方からの予約で、七面鳥のグラーショが食べたいというご予約があったので、作ってお出ししたという話を、吉田君から聞いたことがあったので、先述のお客様に「リンデンバウム」に予約されて、豚か牛か何のグラーシュか事前に言っておかれたら作ってくれます。との話をしたら、実際に行かれて「リンデンバウムは良かったよ」と再び「キエフ」に来てくださり、感想などを話してくださくぃました。

ハンガリー料理の食べられるお店については、以前何度か書いていますが、ハンガリー料理店はなくても、ハンガリー料理を食べられるお店は、京都に何店かあります。その時のメニューによりますが、5軒ぐらいハシゴしてハンガリーフルコースが完成するぐらい、店によって出されているメニューが違うので、何度もご紹介している「スロベニアレストランピカポロンツァ」は、「パラチンケ」というハンガリーデザートがあります。松ヶ崎のホテルでもメニューに入っていたこともあります。
オーストリア料理は、ケーキ専門店が京都にたくさんあるので、グランビアの「モーツアルト」他オーストリアのケーキマイスターも京都に数人います。ハプスブルグ家の伝統も京都で楽しんでください。

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