2007年05月12日
昆布飴の本物
実家の登り窯のあった泉涌寺の工房から、小学校に入った時、冨本憲吉先生がお祝いにと内弟子のグラークさんにお祝いを預けられたので、私は、背の高いグラークさんに肩車をしてもらって「第1日赤病院」の北の坂を下りていった。結局おもちゃ屋でドッジボールなどを買ってもらったのだが、この坂を下りるたびその時の事を思い出す。面白いもので、人間の記憶は、一度刻み込まれると場所と食べ物は、特に結びついて記憶されるようで、この坂を上る手前では、かならず「京屋のコロッケ」を買って、実家に向かう。逆にドッジボールの思い出に浸りながら坂を下りていくと、正面に飛び込んでくるのが1軒の「お昆布の専門店」。実は、このお店の私の大好物が「昆布飴」。これが、実に本物の味がするのだ。たまに似て非なる昆布飴を試しに買ってしまうと、間違いなく大変なショックを受ける。
この店の昆布飴は、噛んでいると少し奥歯に絡み付いて後で歯の掃除がひつようなのだが、日本古来の飴と昆布が合体した感じのこの飴を食べていると、頭が良くなったような(ホントは、黒い毛が増えてくるような)気がして、飴で健康をこんなに感じられるのはこれぐらいと思うほど。
(祇園に京野菜飴を売ってる店があるが、まだ食べてない)
1粒で両手を挙げて走りたくなるグリコキャラメルのご先祖かもと勝手に解釈している。
この店の昆布飴は、噛んでいると少し奥歯に絡み付いて後で歯の掃除がひつようなのだが、日本古来の飴と昆布が合体した感じのこの飴を食べていると、頭が良くなったような(ホントは、黒い毛が増えてくるような)気がして、飴で健康をこんなに感じられるのはこれぐらいと思うほど。
(祇園に京野菜飴を売ってる店があるが、まだ食べてない)
1粒で両手を挙げて走りたくなるグリコキャラメルのご先祖かもと勝手に解釈している。
Posted by こやまあきゆき at 00:56
│和菓子